「大谷残念」トレンド入り。大谷翔平選手がホームランダービーで1回戦敗退。「最後の30秒がすごい長くて」

フアン・ソト選手との延長戦で競り負ける。「勝ちたかったですけどもね」と悔しさをにじませつつも、「楽しかったです。雰囲気自体もすごい良かった」と振り返った。
ホームランダービー1回戦で対戦相手のフアン・ソト選手の勝利を称える大谷翔平選手
ホームランダービー1回戦で対戦相手のフアン・ソト選手の勝利を称える大谷翔平選手
Mary DeCicco via Getty Images

Twitterの日本のトレンドに7月13日午前、「大谷残念」という言葉が入った。大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が、日本人で初めてMLBオールスターゲームのホームランダービーに出場したが、1回戦で敗退したことを受けての反応だ。

■「やはり空気の薄さも関係ありましたか」と問われた大谷選手は…

ホームランダービーは、オールスターゲームの前夜祭的なイベント。8選手が出場し、トーナメント形式で1回戦、準決勝、決勝の3ラウンド制で戦う。

大谷選手は1回戦でナショナルズのフアン・ソト選手と対決したが、1回戦は通常の3分間と1分間のボーナスタイムの末に22本で並んだ。1分間の延長戦では、両選手がそれぞれ6本を追加して、さらなる延長戦に突入。先攻のソト選手が3本追加したのに対し、後攻の大谷選手は最初のスイングで打ち損ねたことで敗退した。

開催されたのはコロラド州デンバーのクアーズ・フィールド。標高約1600メートルに位置し、気圧が低い。空気抵抗が減るため、飛距離が出ることで知られている。NHKの中継で、久保純子アナウンサーから「やはり空気の薄さも関係ありましたか」と問われた大谷選手は「最後の30秒がすごい長くて、すごい疲れました」と話した。

1回戦敗退に関しては「勝ちたかったですけどもね」と悔しさをにじませつつも、「楽しかったです。雰囲気自体もすごい良かったですし、良い経験になったなと思います」と気分を切り替えていた。

■オールスター戦には、野茂以来の先発投手として出場へ。特別ルールで「二刀流」

大谷選手は日本時間翌14日のオールスターゲームには先発投手として出場する。オールスターで日本人が先発投手を務めるのは、1995年の野茂英雄選手以来、26年ぶりで史上2人目。投打「二刀流」の特別ルールが採用される

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