エクスコムグローバルオフィスのここがすごい!
- カフェスペースのほかに、ボルダリングや太鼓の達人まで! 身体を動かしてリラックスもできるラウンジ
- 19時以降は友人や取引先を呼んでラウンジでお酒を飲んでもOKな社風!
- イモトのWiFi端末すべてを管理しているオペレーションセンターを完備
2015年2月に、ラウンジを新設したエクスコムグローバルさんのオフィスにお邪魔してきました。エクスコムグローバルさんといえば海外Wi-Fiのレンタルサービス「イモトのWiFi」で有名な会社さん。
そんなエクスコムグローバルさんのオフィス...。仕事スペースと休憩スペースが分断されており、休憩スペースとして新設されたラウンジでは、ボルダリングウォールや「太鼓の達人」が設置されており、19時以降は「お酒を飲んでもOK」というかなり自由な空間になっていました。「お酒を飲んでもOK」というのは社員さんはもちろん、取引先のお客さんや知人・友人を誘って飲んでもOKという自由っぷり。
「これ...地味にすごくないですか?」と広報さんに聞いてみると、ラウンジの目的は「社内コミュニケーションの強化」と「外部パートナーとのコラボレーション」とのこと。なので、社員さんには外部の人も誘ってもらって、どんどんコミュニケーションしてほしいそうです。
また、雑誌やTV などの撮影、セミナーやイベントの利用などさまざまなシーンで活用することも狙っており、注目されているアーティストの山下歩さんがラウンジでPVの撮影を行ったり、アイドルの握手会の会場として相談がきたりしているそうです。
そんなエクスコムグローバルさんのラウンジは東京建物東渋谷ビルの地下1階。扉を開けると、オシャレなカフェと見間違えるレベルのすてき空間が広がります。
左奥にちらっと見えるホワイトボードがなければオフィスの休憩室だとは思えません。こちらのソファ席なんかは、オシャレカフェで「RESERVED」って札が置かれててなかなか座れないやつそのものですよね。
ここぞとばかりに座ってみました。
ここぞとばかりに引き出しも開けてみました。
引き出しが開いていても、これはこれでオシャレな雰囲気が出るからすごい。
ラウンジで異彩を放っていたのがボルダリングスペース。なぜにボルダリング? という疑問が頭をよぎりますが、せっかくなので遊ばせてもらいました。
まずは、スタートホールド(どの色の石を使うか)を決めて、
登り始めます!
上に行くのは簡単ですが、
横のスライドが結構難しい...
あっ、
気を取り直して、再チャレンジ!
見事、登頂しました!
ボルダリングスペースのすぐ横に置いてあるのが太鼓の達人。ボルダリングに続いてなぜに? と疑問が頭をよぎって仕方ありませんが太鼓の達人も遊ばせてもらいました。
太鼓の達人は対戦プレイができるのでオフィスを案内してくれている広報の藤倉さんと対戦することに!
対戦する曲はAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」。
僕「太鼓の達人、プレイするのめっちゃ久々なんですよね」
藤倉さん「わたし、1曲丸々遊ぶの今回がはじめてです!」
僕「え!? それ、僕絶対負けられないやつじゃないですか...!」
画面上:僕
画面下:藤倉さん
僕「結構リズムが独特で掴みにくいですね...」
藤倉さん「え!? コンボもたまってるし楽しいですよ!」
結果...
クリアはできましたが、僕のコンボ数が圧倒的に足りなく負けました。
いろいろなオフィスにお邪魔させてもらう中で卓球やビリヤードなどはよく見かけましたが、ボルダリングと太鼓の達人は初めて。広報の藤倉さんいわく、「ラウンジに身体を動かせるものを置きたいというのが、そもそもの発端です。その中で他社にないものを用意したくて、ボルダリングと太鼓の達人を導入しました。特に、ゲームセンターなど以外で、太鼓の達人を置いてある場所は本当に珍しいと思います」とのこと。
と、ここまで遊びの部分を中心に紹介してきましたが、ラウンジには打ち合わせに使えるスペースも用意されています。それがこちらのカラフルなスペース。
「このスペース、なんて言う名前なんですか?」と聞いてみると、まだ名前はないとのことだったので、実際にこのスペースを使って名前を考えることに。
僕「ここ、ファミレスっぽいですよね」
藤倉さん「そうなんです。それを意識して作ったんです」
僕「そこを意識して考えるか、カラフルな色の方で考えるか」
藤倉さん「あっ、色をベースに考えるのいいですね!」
ということで、ついた名前がこちら。
「ストロベリールーム」
「グリーンアップル」
「グレープ」
「ブルーハワイ」
正式採用されるかはわかりませんが、次ラウンジにお邪魔する時にこの名前が定着してたら良いなぁ。
奥に進んでみると、洋書がズラーっと並べられているスペースもありました。
洋書の近くに裏返しに置かれたパネルを発見。
近づいて裏返しにしてみると、
イモトさんでした!
せっかくなので記念撮影。ちなみに、パネルは裏返しだったわけではなく社員さんが入ってくるドアの方に向けて設置されており、社員さんのお出迎えをしていたようです。
ほかにも、ダイニングキッチンスペースもありました。手前にあるのはRedBullとセブンアップの冷蔵庫。RedBullはロング缶が常備! うらやましい。このスペースは人気で、コーヒーを飲みながら軽く打ち合わせをする姿をよく見かけるそうです。
ラウンジで打ち合わせをしていた美女のお二人に声をかけてみました。お二人は人事の部署で新卒採用を担当されているそう。
せっかくなので、お二人にラウンジが採用にどのような効果があるかを聞いてみると、「ラウンジができてから採用説明会や内定者のパーティーを社内で開催できるようになりましたので、社風を感じてもらえる効果が高いかと思います。昨日もラウンジで内定者のパーティーを開催したのですが、反応は上々でした」とお話してくれました。
ラウンジスペースの紹介は以上です。
続いては、オフィススペース。エクスコムグローバルさんは、同ビルの11階と8階にオフィススペースがあります。まずは11階から。受付でイモトさんがお出迎えしてくれました。
扉を開けると、こんな感じ。この連載では珍しくカッチリとしたスペースです。
打ち合わせスペースものぞかせてもらいました。打ち合わせスペースにもロゴパネルがあるのは良いですね。
続いては、8Fへ。こちらでもイモトさんがお出迎え。ロゴパネルもそうですが、イモトさんのパネルも社内に複数置いてあってブランドイメージを統一しているのは良いですよね。
気になるのが、こちらの宝箱みたいな巨大な箱。藤倉さんに何なんのかを聞いてみると、「社長が骨董品屋さんで一目ぼれして買ってきたものなんです」とのこと。
「ちゃんと扉も開くんですよ」と扉を開けてもらったので...
中に入ってみました!(社長さん、申し訳ありません...)
仕事スペースは以上です。
次にご紹介するのは、地下にある「オペレーションセンター」。こちらは、イモトのWiFi端末すべての管理を行っているスペース。
中に入ると、ところ狭しとイモトのWiFi端末が並べられています。
充電中の端末。なんとも言えないインパクトと迫力があります・・・。
国ごとに整理整頓されて並べられていました。
サポートやロジスティック部門は、別途違う場所で管理している会社が多い中、本社と同じビルにすべての端末を管理している部門が入っているのは驚きでした。
最後に、藤倉さんにラウンジについて聞いてみました。
「私たちはラウンジをXComLoungと呼んでいます。これは、Xcom × Cool × Liberty(自由)の造語です。造語の中にCoolをいれているのは、『かっこいい』を追求したいと思ったから。遊びだけ・仕事だけでは『かっこいい』と言えないと思っていて、遊びと仕事を自由に行き来できる人が『かっこいい』と考えています。このラウンジは私たちが考える『かっこいい』を体現できる空間を目指して作りました。
ラウンジができたおかげで部署間の交流が活発になり、社員が取引先や知人・友人を呼んでご飯を食べたりするので外との交流も広がっています。アルバイトの方もここでご飯を食べたり休憩できて、社員とアルバイトさんの交流も増えています。社内外のコミュニケーションをもっと活性化して、新しいビジネスアイデアが創出されることに期待しています」
と話してくれました。
オフィスリニューアルや新設する企業では、休憩スペースと仕事場が隣接していたり、休憩スペースと仕事場が一体となっているオフィスが多い中、仕事をする場所と休憩スペースを完全に分断しているエクスコムグローバルさん。
場所を分断しているからこそ、19時以降は人を誘ってお酒を飲んで良いなどメリハリのある自由な空間が演出できていてすてきなオフィスでした。
エクスコムグローバルさん、ありがとうございました!
(2015年6月22日「HRナビ」より転載)