去る12月3日、「たじま要を激励する会」にご招待いただきました。岡田克也代表、長妻昭代表代行、枝野幸男幹事長、前原誠司衆院議員といった重鎮が居並ぶ中、田嶋要衆院議員は民主党政権時の反省から、民主党が結束する重要性を強調しました。
田嶋要さんとは、原発のない社会をめざす自治体議員連盟「グリーンテーブル」と民主党のエネルギー総合調査会との意見交換の場で知り合いました。
「高島平団地のスマート化の手がかりを掴みたい。国土交通省の団地担当者とつないでくれ」という私のかなりのムチャ振りを快く引き受けていただき、おかげさまでその後、国土交通省を訪問することができました。本当に感謝しております。
そんなご縁でご招待いただいたのですが、いやー...緊張する場でしたよ...。
岡田克也代表。長妻昭代表代行。枝野幸男幹事長。
民主党の重鎮が勢揃いしてるじゃないですか。。。
料理なんか喉通りませんよ。。。
そして、渦中の方もいらっしゃってました。
前原誠司衆院議員。
田嶋さんが所属する凌雲会の会長としていらっしゃったのだと思います。
前原さんは田嶋さんを「ミスター・クリーンエネルギー」と呼び、今後のエネルギー政策を切り開く人物として絶賛しました。
そして、田嶋さん登壇。
幸福度世界一のデンマーク視察の成果を紹介し、日本の政策転換のためには、自民党と異なる価値観を打ち出さなければならないと訴えておられました。
「民主党政権は、異なる価値観の政策を実行してきた。子ども手当や高校授業料無償化で『種まき』を行ってきた。しかし種まきを行ったが、収穫ができなかった。水やりに失敗し、民主党が真っ二つに割れてしまった。これが民主党政権の反省だ」
おお。
言った。
前原さんの前で。
その通り。
考えが違う人たちが集まっているのは、自民党だって同じです。
成果を出すために、どうやって協力していくか。どうやって意思決定をするか。どうやって決定に従って実行するか。
それが重要なことです。
ピーター・ドラッカーは、「『私は』ではなく『われわれは』を考えよ」と語りました。
政治ほど、この言葉を重く受け止めるべき分野はないでしょう。
(2015年12月5日「中妻じょうた公式ブログ」より転載)