海外、特に発展途上国と呼ばれる国々に足を運んだ経験があれば、裸足で路上をかける子どもや道端で働く子どもを、一度は見かけたことがあるだろう。
経済発展著しいアジアやアフリカの途上国では、その恩恵を受ける富裕層がいる一方で、急激な都市化によって小さな犠牲者たちが生まれていることもまた事実だ。
今回は、写真を通してこのストリートチルドレン・児童労働を考えたい。
駅で暮らす少年。集めたゴミを一か所に集め、その後回収業者に渡すことで小銭を稼いでいる(2015年3月バングラデシュ首都ダッカにて撮影)。
駅で暮らす子ども達。多くの子供が、電車の通る線路の上で遊んでいる(2015年3月バングラデシュ首都ダッカにて撮影。写真中央は筆者)。
駅で暮らす子ども達。電車の乗客の荷物を運び、そのチップとして毎回20円~30円を稼ぐ。一日の収入は100円~150円(2014年9月バングラデシュ首都ダッカにて撮影)。
道端に座り、物乞いをする少女。親が自分の子供を物乞いに利用するケースが多く存在する(2016年1月ウガンダ首都カンパラにて撮影)。
港には荷物運びや船内の掃除など多くの雑務が存在するため、ストリートチルドレンが集まりやすい(2014年9月バングラデシュ首都ダッカにて撮影)。
ポリオ(小児性麻痺)を患うも、物乞いに利用される少年(2014年9月バングラデシュ首都ダッカにて撮影)。
新聞販売員の仕事を手伝う少年(2015年3月バングラデシュ首都ダッカにて撮影)。
ゴミ拾いの仕事をする子供達(2016年1月ルワンダ首都キガリで撮影)。
「レンタルチャイルド」と言い、物乞いの為に子どもの貸し借りが行われる。生後間もない子供でも物乞いに利用される(2014年9月バングラデシュ首都ダッカにて撮影)。
無防備な姿で路上に寝ている少女。女子の場合レイプ被害に遭うケースが多いため、親と共に暮らしていることが多い(2014年9月バングラデシュ首都ダッカにて撮影)。
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(2016年2月15日 「写真から考える、ストリートチルドレン・児童労働」から転載。)
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