女性誌をはじめ、CMなどでも幅広く活躍するモデルの西山真以さん。彼女が最初にエクササイズとしてランニングを始めたのは、なんと高校時代。「ジムに通い始めたのが高校生のときだったんです。今考えるとちょっとませていますよね(笑)。でも、その頃からランニングマシーンを使って走っていました。そのうちジムで走るのに飽きてきて、5年くらい前に東京に出てきてからは公園で走るようになったんです。多い時には、週に3~4回、緑を見ながら走ったり歩いたりしています」
ランニング以外にも、積極的に身体は動かしているという。「ランニングをしに公園に行くときは、自転車を利用しています。撮影のスタジオに行くのも、30分くらいで着くような場所であれば、自転車で行くことが多いですね。気持ちの良い季節限定ですけど(笑)。それ以外にも、ホットヨガはもう6~7年続けていたり、仕事仲間と登山に行ったりもするんですよ」
モデルという職業柄、ダイエットを意識しすぎた時代もあったという。「数年前までは、細い子を見ては痩せなきゃ!と思って、必死にダイエットをしていた時期がありました。でも、あるとき母に『キレイでいることは、健康でいることだよ』と言われ、確かにその通りだな~と思うようになったんです。それ以来、自分の中でベストバランスの体型を知ることもできて、スタイリストさんにも『今くらいが一番いい』と言ってもらえるようになりました。実はそれから、ほとんど体重計に乗ってないんですよ! ただ、食べ過ぎたなって思ったときには、3日以内で調整するように心がけています。頑張りすぎなくなったからこそ、昔よりいい意味で飾らなくなったな、と自分でも思いますね」
頑張りどころがわかっているからこそ、見た目にも生活にもメリハリが生まれたという西山さん。彼女の溢れ出す美しさの秘訣は、自然体でいるところにありそうだ。
写真/鈴木慎平 文章/戸塚真琴
西山真以
●にしやま・まい
ファッションモデル。地元名古屋でモデル業をスタート。2009年に、「VOCE」(講談社)のモデルオーディショングランプリを受賞。現在は、「VERY」(光文社)をはじめ、雑誌だけでなくCMモデルとしても幅広く活躍している。
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(「からだにいい100のこと。」より転載)