だれもが初心者、社会ムーブメント糖質制限 ー 正しい理解を公で語ること

食習慣、英語でいうダイエットにも迷信があふれています。

今の日本は、地方創生が政策に盛り込まれて4年経ちながら、いまだ人口減少が止まらない現実に直面しています。その改革のためには、固定観念と戦い、成長を邪魔する迷信を捨てていかなければなりません。ここでは前回に続き、メイシス全国大会で議論された地方創生と、一見関係のない糖質制限という社会トレンドのつながりを考える観点から、6月26日開催「[特典][試食]Low Carb Labs Event (ロカボラボ 糖質制限) イベント2018」イベントについて書きます。

■間違ったダイエットの都市伝説、誤解される糖質制限

前回、愛媛にある全国唯一の県民球団がデジタル変革、新結合を通した改善達成に向けて、迷信と戦うプロセスについて紹介しました。県民球団だけでなく、企業も個人も、改善を止めようとする迷信との戦いは不可避です。人間に例えるなら、毎日の食事や生活習慣も同様です。

食習慣、英語でいうダイエットにも迷信があふれています。そもそも日本でダイエットという言葉が減量(ウェイトロス)と同義として使われる中、「痩せる=美しい」という固定概念に惑わされると、気づかないうちに健康を害すこともあります。「バランスのよい食事のためには、主食が毎食必ず必要」という当たり前のようなことも実は、人間の健康に適した糖質摂取の量を狂わす、迷信を含む都市伝説なのです。

わたし自身、昨年2017年末から糖質摂取の現状と身体への影響について調べ、日常の食事の中で糖質制限を始めました。さらには、身体を維持する上で最も大切なたんぱく質を摂ることの重要性に今さらながら気づき、毎日300グラムめどの肉を食べるようになりました。結果、体重が微増してBMIが標準に近づき、忙しい中でも眠れる生活になりました。

しかしながら、「糖質制限=減量」というイメージが強過ぎるのが現状です。それは糖質の身体への影響が正しく理解されていないからだと考えます。かなり時代をさかのぼりますが、かつては、煙草の身体への悪影響が軽視され「タバコ=大人」といったイメージがもてはやされました。しかし研究と理解が進み、いまでは迷信だったことがわかっています。同様に糖質についても、いずれは社会全体で過剰摂取の悪影響を取り除かざるをえなくなる時期がくると予想されます。

■食事も新結合ムーブメントの一部

糖質制限を語ることは、上述のデジタル変革やイノベーション同様に、既存の習慣や体制(供給者、業界団体、監督官庁)に挑戦をいどむ、秩序を壊す行為と受け取られがちです。このため、不毛な宗教戦争を避けるために、糖質について話をできる場は限られます。しかしここに留まっていては、食事や生活においても、デジタル変革やイノベーション(異なる要素の新結合)は進まないのではないでしょうか。食事や生活における新しい情報認識による新結合は、一事象に限るものではなく、社会全体でつながり続けるムーブメントだからです。

糖質制限は食、生活と密接につながり、それは個人の仕事に影響し、総合的に会社および社会に影響をもたらします。このトレンドは、まだ多くの人が気づかないゆっくりしたペースで、しかし着実に進んでいます。とはいえまだまだ、社会の糖質についての理解は非常に限られています。自分だけでなく家族、友人、すべての人にとって重要な知識が普及していないのです。

■第一歩は知り、つながること

話が前後しますがわたしは仕事の傍ら、組織を超えてテクノロジーの社会活用を推進する取り組みを行っています。そこでつながるメンバーと知の共有、気づきの交換をきっかけに、今年2018年初に新たに「Low Carb Labs(ロカボラボ)」を立ち上げて、糖質制限について情報交換するようになりました。

そこで来る6月26日、ローカーボ料理研究家の藤本なおよ氏やサラヤ様にも応援をいただき、「[特典][試食]Low Carb Labs Event (ロカボラボ 糖質制限) イベント2018」を開催します。

上述のメイシス全国大会の議論からも、デジタル変革やイノベーションは社会のためのものであることが広く認識されました。そしてわたしは、これから糖質制限について公で語り始めることは、デジタル変革やイノベーションが歩んでいる道とまったく同じく、まず個々人が正しい情報を知り、互いの知がつながることへの大きな「第一歩」となると確信しました。

講演には、次世代の医療とよばれる機能性医学の先駆者、斎藤糧三氏と、子どもの糖質制限の推進者、三島塾の三島学氏、ライトニングスピーチには糖質制限の実践者、トーマス氏、的場義広氏、藤原尚也氏が登壇します。

藤本なおよ氏

斎藤糧三氏

三島学氏

デジタル変革、イノベーションと糖質制限。一見ばらばらの要素ですが、これらを身に着けて変化を受け入れることで、総合的につながって世の中も自分自身もより良く、より生きやすくなります。ぜひ、初心者が糖質制限について知るきっかけづくりに、お気軽にご参加ください。

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2018/06/26 (火) 19:00 - 22:00 於 東京都中央区銀座7-2-22同和ビル3F会議室

知らないと危ない!食べないともったいない!糖質について"正しく知る"ことからはじめませんか?

糖質制限について ~医学、学習、デジタルの目から~ 知る&食べる

本イベントでは学びにくわえて、糖質制限メニューをその場でお試しできます!

さらに参加者にはもれなくサラヤ様から健康食品を3つセットでプレゼントします!

【参加対象者】 初心者~

自分の仕事やスポーツのパフォーマンス、お子様の成績などを上げたいと希望されている方

生活改善、ボディメイク、メンタル強化の方法、コツを知りたい方

糖質制限について興味がある方

糖質制限メニューを試食したい方 など

【スケジュール/登壇者(敬称略)】※時間、タイトル、メニュー内容は適宜変更されます。

19:00~19:10 挨拶・概要説明 上瀧和子

19:10~19:40 基調講演 「次世代の医療、機能性医学とは」 斎藤糧三

19:45~20:15 特別講演 「子どもの糖質制限 事例 ~健康、スポーツ、学習~」 三島学

19:45~20:30 ライトニングトーク:デジタルマーケティングのノウハウを活かした成功事例

・「データの可視化とアプリ連携」 トーマス

・「糖質制限とフルマラソン」 的場義広

・「究極のボディメイク」 藤原尚也

20:30~21:00 Q&A

21:00 ~22:00 ロカボディッシュ&懇親タイム(糖質制限メニューを囲んで歓談)

糖質を最大限に抑えた、おいしく食べて健康になれるメニューです。

>参加者全員に、サラヤ様からの素敵なプレゼント ~ラカント顆粒、ラカント バリスタセレクト、低糖質スイートナッツ~ を差し上げます。

お申込はこちらから http://lowcarblabsevent2018.peatix.com

※ 非営利のボランティア運営イベントです。特定の企業を代表するものではありません。

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■糖質制限のきっかけ「バターコーヒーで痩せずにかすみ目が治った話」

■イベント着想について「2018年の注目は「糖質」と「バイオハック」と「自己実験」」

コウタキ考の転載です。