赤ちゃんは、時に煩わしくて、頑固で、自己中心的な生きものです。子育ては、なんだか酔っ払いの友だちを介抱しているみたい、と思うときがあります。一度家に転がり込んできたら、なかなか出て行ってくれない、酔った友だちのよう。赤ちゃんも、酔っ払いの友だちも、そう放っておけるものではありません。
赤ちゃんと酔っぱらった友だち、どちらにもいいたい小言を並べていこう。
1.そんなところで寝たらだめでしょ。布団で寝なさい。
2.知らない人からもらった食べ物は食べないで。
3.そんな風に、大事なところをみんなが見ている前で触っちゃ絶対にダメ!
4.おしっこするのは、道端じゃなくてトイレですよ。
5.口を閉じて食べなさい。
6.鼻をほじらない。
7.その曲はかけない。もう15回も聴いたでしょ。はい、いいからズボン履いて。
8.もー、そんなものを口に入れないの。出しなさい。
9.人の顔をそんなにジロジロ見ないの。失礼でしょ。
10.そうね、おっぱいね。でも触っちゃダメ。
11.「ソファ」ってそんなにおもしろい言葉!?
12.食べ始めたら、ちゃんと食べなさい。
13.そんな不満そうな顔してもダメ。
14.もう、あなたのお父さんに全部バラしちゃうわよ。
15.そんなに大きい声で騒がないで。外まで聞こえちゃうでしょ。
16.いけない"おてて"ですね。だーめ。
17.人を指ささないの、失礼でしょ。
18.手、洗い直し! もう1回洗ってらっしゃい。
19.自分で立てるでしょ。ウソ泣きしてもダメなんだから。
20.駐車場ではちゃんと手を繋いでてね。車にはねられたら大変よ。
21.もうこれ以上あげられるお金はありません。おねだりしても無駄よ。
22.さっきは確かにアイス食べてもいいよって言ったけど、もう遅いからダメ。
23.芝生に寝転ばないの、服が汚れちゃうでしょ。
24.もう1回言うけど、お願い、座って!
25.「まだ着かないの?」なんて何回言っても変わりません。着いたら教えてあげるから。
26.わざわざ私の膝の上に座らなくてもいいでしょう。
27.その言葉遣い、なんとかならないの?!
28.叩かないの。叩く子は悪い子。
29.もーどこ触ってるのよ。えっ、おしっこ?
30.ここに座っててって言ったでしょ。なんで歩き回るの? 次どこかに行くときはちゃんと言ってからにしてね。
……ほら、赤ちゃんと酔っ払いの友だちに伝えたい小言は、すっかり同じでした。
もしも今度酔っ払った友だちを介抱しなければいけなくなったら、その人のいいところを覚えていてほしいです。辛抱強く手を握ってあげてほしい。本人は、翌朝には何も覚えていないかもしれないけれど、今は赤ちゃんみたいに、あなたの愛情とケアを必要としていますから。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。