細菌の光合成複合体の高分解能構造

細菌の光合成で光が使われる仕組みの解明を進めるだろう。

紅色光合成細菌の光合成を駆動する主要な装置は、集光性タンパク質複合体1(LH1)と反応中心(RC)を含む超複合体である。

J Shen(岡山大学)たちは今回、好熱性光合成細菌Thermochromatium tepidumのLH1–RC複合体の結晶構造を原子レベルの分解能で明らかにした。

この高い分解能によって、これまで得られた構造では分からなかった超複合体の数々の特徴が可視化された。

これらのデータは、細菌の光合成で光が使われる仕組みの解明を進めるだろう。

Nature556, 7700

原著論文:

:10.1038/s41586-018-0002-9

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