30-kurabu

30%クラブが第二期の目標を発表した。クラブの取り組みは順調な一方で、日本全体では男女の格差を表す「ジェンダーギャップ指数」が世界の国々の中で低迷している。記者会見に臨んだ魚谷チェアは、「決して誇れる状況ではない」と現状認識を話した。
「TOPIX100の企業で、2030年までに女性役員比率を30%に」という目標を掲げる30%クラブジャパン。目標達成への自信を見せる創設者の只松美智子氏に聞いた。
「人口比率からして、指導的地位に占める女性の比率も50%程度となるのが自然の帰結である」とし、「理想を掲げ続けることが重要」だとした。
女性活躍推進法が施行された2016年には、TOPIX100の女性役員割合は5.8%だったが、2018年には8.0%まで上昇、2019年に初めて10%の大台を突破した。
女性役員比率を2020年末までに10%、2030年末までに30%に引き上げることを目標としている。
「30%クラブジャパン」が5月に開始。「日本企業の存在感が低下している。大変な危機感を感じている」