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「応援団」に京都大iPS細胞研究所所長の山中伸弥さん。
「私たちが2年間かけて設計した高品質なデザインを、ゼネコンが慌てて作ったデザインで置き換えるのは危険です」。ザハ・ハディド・アーキテクツの必死の訴え。
2520億円という巨額の建設費をめぐって白紙撤回になった、新国立競技場の問題で、政府は8月14日、白紙見直し後のプランの基本方針を発表した。
JSCは一体なにを黒塗り、何を削除し、表現を置き換えたのか。
白紙見直しになった新国立競技場は、誰がどう造るべきなのか。この問題に詳しい元ゼネコン社員が考える、「混乱した理由」と「新国立のこれから」
開閉式屋根は見送りに。その理由は――
2014年。森山高至氏のブログを読み、建築家の槇文彦氏、伊東豊雄氏らの提言を追いかけ、紙・ネット問わず手に入った資料は全部Evernoteに放り込み、そんなことをしているうちに、新国立競技場の問題に私はどっぷりとハマっていった。
650億円で済むという識者も。
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設に伴い、近隣にある都営霞ケ丘アパートが取り壊される。