fukushi

「弱者」という言葉は非常に取り扱いに注意が必要だ。なぜなら誰もが「かわいそうな人間」などと扱われると腹が立つからである。というか、「憐れむ」ことは一種の暴力だと私は思う。
2日連続で多くの悲鳴に触れた相談会。感じたのは、政治への怒りだ。「岸田さんがこの年金で暮らせるのか、ご自身が一度経験してみてほしい」。こういった庶民の声に、政治はどう答えるのか。
私たちはトップの一声がどれだけ大きいか知っている。トップがこうすると宣言すれば、現場は変わるし意識も空気も変わるのだ。今、都知事選を前に、私は久々に諦めモードから抜け出している。
2020年、コロナ禍の日本で実際に起きた事件をモチーフにした入江悠監督の映画『あんのこと』。つながりを絶たれた絶望の中、必死にもがく女性を「ふてほど」で注目を集めた河合優実さんが見事に演じ切った。
庶民の生活がより苦しくなる中、一部自民党議員だけが脱税でお咎めなしなんて許されていいのだろうか。
「もう限界なんです。お金を出してください」。東京・高円寺のコンビニで店員を脅して逮捕された男が口にした言葉だ。男は46歳。私と同世代のロスジェネだ。
「家族に介護されたくない」?「親の介護は不安」?株式会社ダスキンが、介護に関するアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)に関する調査を実施。調査で明らかになった介護のリアルとは?
東京・江戸川区のアパートで65歳の男性の遺体が2カ月以上も放置されていたことがわかった。なぜ、前代未聞の「遺体放置」が起きたのか。
帝国データバンクは「収益を重視した結果、利用者や職員数などを水増しした不正請求などが発覚し、事業継続を断念したケースも増えている」と指摘する