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疫病や自然災害は、国や人種、宗教的信条や年齢、性別などと関係なく、あらゆる人々にとって脅威となる。以前から脆弱な立場に置かれていた人々、戦禍や差別に晒される地域ではより一層深刻な問題として立ちはだかるのだ。
背景には、虐待や貧困があることも。「型にはめるのではなく、彼女たちの考えを尊重しながら、安心できる場所を作っていきたい」
「路上生活をなんとか回避したい」「ネットカフェが閉まって行き場がない」「何日も食べていない」「家にいるけど食べ物がなく、このままでは死んでしまう」などのSOSがひっきりなしに入っている。
「自粛と給付はセットだろ」と多くの人がずーっと求め続けているのに、一向に事態は好転していない。遅い。とにかく何もかもが遅すぎる。
新型コロナによる生活苦で「短時間ですけれども美人さんがお嬢(性風俗サービス従業員)やります」と発言。それを「おもしろいこと」と表現していた。
社会において何かのしわ寄せがいくのは、きっと20代の私と同じような立場の人たちだ。
出演するラジオで、リスナーからの悩みに答える形で発言。生活に困窮する人が出ることを肯定するような発言に批判が集まっている。
生活保障という観点からこの政策の不十分さを指摘したい。そして長期におよぶ感染拡大を抑える取り組みのために、どのような施策が必要なのかを考えていこう。
特に痛感したのは、多くのフリーランスがなんの補償もないままに放り出されているということだ。そのような形態で働く人たちの「保証」に関する制度はまったく作られていない。
親を亡くした遺児たちが、新型コロナの影響で生活困窮に陥っている。遺児を育てるひとり親の多くが非正規雇用のためだ。支援団体は緊急支援金の交付を決めた。