mohamedo-ari

「イノーキはペリカン」「ちっちゃなアリ」。リングに上がる前から始まっていた。
国歌斉唱での起立を拒否したコリン・キャパニック氏だけじゃない。声をあげたアスリートの闘いを振り返る。
あなたの人生に、どんなものを残していきましたか?
大物の訃報が相次いだ2016年上半期でした。
1976年6月26日に行われたアントニオ猪木vsモハメド・アリの“世紀の一戦”を15ラウンドすべてノーカットで放送。
「モハメドはルールが気に入らなかったら、自分でルールを書き換えたのです」
「なぁ、俺はあいつらベトコンたちに何の恨みもないんだよ」 
アリは人種を超えなかった。彼がそれを望まなかったからだ。
私たちが戦うべき相手は、それぞれ自国の中に、そして個々の中にこそある。
プロボクシングの元世界ヘビー級王者モハメド・アリ氏が6月4日、アメリカ・アリゾナ州の病院で死去した。74歳だった。