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宮城県石巻市の大川小学校で、東日本大震災の津波の犠牲となった児童らの遺族が宮城県と石巻市を訴えた訴訟で、仙台地裁は26日、地震後の避難で学校側に過失があったと認定し、約14億円の支払いを市と県に命じる判決を言い渡した。
仙台地裁(高宮健二裁判長)は10月26日、市と県に約14億円の賠償を命じる判決を言い渡した。
「小さな命の意味を考える会」の佐藤和隆さん、大川小問題を追い続けてきた池上正樹さんから、東日本大震災最大の悲劇「大川小問題」について、勉強させていただきました。
震災から今日に至るまでの間、遺族たちは、どのような思いで結審を迎えたのか。
遺族や住民からは「後世に教訓を伝えるために保存すべきだ」という意見と「見るのがつらい」として解体を求める意見が出ていた。
東日本大震災から5年にあたり、どんな記事を出すかという会議で、編集部員から出たのは「被災地にとって、5年という数字に大きな意味はないですよね」という言葉だった。
遺族は司法の場に期待している。
遺族たちは、証人尋問の期日が被告側の都合で4カ月も先延ばしされたことに対して、口々に不満を述べた。
戦後最悪の学校災害と真摯にむきあわない教育現場で、子どもの命を守ることはできない。