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混迷深まるウクライナ情勢。東部の親ロシア派による独立運動を指揮しているロシアのスパイとされる男には、3つの名前がある。
ウクライナ暫定政権は、親ロシア派の武装勢力が占拠を続ける東部ドネツク州スラビャンスクの奪還を目指し、大規模な軍事作戦を開始した。ロシアは平和解決のための「最後の望み」が絶たれたとしており、今後、大規模衝突に発展する懸念がある。
ウクライナ東部ドネツク州スラビャンスク近郊で20日未明に銃撃戦が発生、少なくとも3人が死亡した。欧米とロシア、ウクライナは17日の4者協議で事態鎮静化策に合意したが、実効性は早くも揺らいでいる。
国連安全保障理事会は13日、ウクライナ情勢をめぐり緊急会合を開催した。欧米各国はロシアがウクライナ国境付近で数万人規模の部隊を集結させ、クリミア編入時と同じような侵略を準備していると非難する一方、ロシアは多くの非難は不正確だと反論した。
ウクライナ東部で4月12日、親ロシア派のデモ隊による庁舎の占拠が相次ぎ、7日に州庁舎が占拠されたドネツクの北部にあるスラビャンスクでは、警察署が武装勢力によって占拠された他、周辺の都市クラマトルスクでも武装集団が警察署を占拠する際に銃撃戦が発生するなど、混乱が続いている。
3月16日にクリミアで行われたのは「住民投票」ではない。この「住民投票」はウクライナに対するあからさまな軍事攻撃を隠蔽するための策略で、ウクライナの領土の一部を併合しようとする試みだ。
プーチン大統領は、ウクライナ南部のクリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票は国際法に違反するものではないとし、予定通りに16日に実施されると述べた。一方、国連安全保障理事会は、クリミアでの住民投票が「効力を持つことはあり得ない」として無効を宣言した上で、各国および国際機関に対して承認しないよう求める決議を行うとみられる。
ソチ冬季パラリンピックで3月9日に行われたセレモニーで、緊迫するウクライナ情勢を象徴する光景が見られた。金メダルを獲得したウクライナの選手が開催国ロシアへの抗議とみられる行動をとったいう。
アメリカ国務省は3月5日、ロシアのプーチン大統領が「ロシア系住民の保護」を掲げてウクライナへの軍事介入を正当化していることを受けて、「プーチン大統領のウソ 事実と異なる10個の主張」と題する異例の反論を公式サイトに掲載した。
ロシアのプーチン大統領は、ウクライナのクリミアで現時点で武力を行使する必要はないとの立場を示した。