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映画『Fukushima 50』で福島第一原発所長だった吉田昌郎氏を演じる渡辺謙さん。これまでもダボス会議でのスピーチや、気仙沼にカフェをオープンにするなど、復興支援に力を入れてきた。
3.11から間もなく4年、福島第1原発の過酷事故はすべて、想像を超える巨大津波に起因するという根拠のない思い込みが、日本社会を覆っている。
朝日新聞社は28日、東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐる「吉田調書」報道で5月20日付朝刊の記事を取り消したことに伴い、6人の処分を決めた。
朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」は、東京電力福島第一原発の元所長・吉田昌郎氏(故人)に対する政府事故調査・検証委員会の聴取結果書「吉田調書」をめぐり、同社が今年5月20日付朝刊で報じた記事について見解をまとめた。
9月11日に公開されたいわゆる「吉田調書」には、驚天動地の新事実も、闇を照らす秘密の暴露もない。ここから無理やり特ダネを"捏造"した朝日新聞への大批判は、当然の帰結だろう。
公開された吉田調書からは、死を覚悟するほどの恐怖感や、現場から離れた本店や首相官邸との意思疎通の難しさが浮かび上がった。
朝日新聞社の木村伊量(きむら・たたかず)社長が9月11日19時から東京本社で会見を開き、福島第一原発事故時に同原発の所長だった吉田昌郎(よしだ・まさお)氏に政府が聞き取り調査した「吉田調書」をめぐる報道に関して、事実誤認があったと発表し、謝罪した。
政府は9月11日、吉田調書を、ホームページで公開した。関係者を非公開で聴取した政府事故調の調書が公開されるのは初めて。
政府は、福島第一原発事故を調査した政府事故調査・検証委員会が吉田昌郎元所長(故人)を聴取した記録(吉田調書)について、9月にも公開する方針を固めた。
政府が吉田調書の公開に向け検討を始めた。