当たり前のすごさを伝えたい ~国公連合 東日本高速道路労働組合~

東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)は、東日本の高速道路の管理運営事業、建設事業、サービスエリア(SA)事業、高速道路関連ビジネスを行う。

~国公連合 東日本高速道路労働組合~

東日本高速道路株式会社 関東支社

東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)は、東日本の高速道路の管理運営事業、建設事業、サービスエリア(SA)事業、高速道路関連ビジネスを行う。管轄は、関越道、東北道、常磐道など、関東から北海道までの総延長約3800㎞で、1日当たりの利用車数は約280万台。関東支社は、4つの支社のうちの一つで、関東エリアの1334㎞を管理している。

〝当たり前のすごさ〟を広く伝えたい

「普段、当たり前と思われていることが実はどれだけすごいのかということを理解してくれる人が増えたらなあ、と思っているんです」と話してくれたのは、NEXCO東日本で広報課に勤める大関さん。事故が起きたときの対外的な対応や、雑誌やテレビ取材などのマスコミ対応が日々の業務です。この日も、岩槻の道路管制センターから加須管理事務所までの取材を一つひとつセッティング、同行してくれました。

2005年、道路公団の分割民営化で誕生したNEXCO東日本。大関さんは民営化後の第1期で入社しました。「当時、民営化に賛否両論起きていることは知っていましたが、『これからの会社なら面白いかも』と感じたんです」。道路の知識は皆無、最初の部署ではお客さま対応でつらい思いも経験しました。転機の一つは異業種の他社への出向だったとか。「世界が全然違っていて、仕事に対する見方が広がりました。あと『NEXCOってどんな会社なの?』と言われて、私たちの仕事がまだまだ知られていないことにも気づかされたんです」。広報課への配属を希望するきっかけにもなりました。

普段から積極的に情報を集め、現場にも足しげく赴くそう。取材対応では苦労も多いとか。「あるテレビ番組では、下見の回数が本当に多くて。いいものを撮ってほしい半面、下見のたびに現場には仕事の手を止めてもらうことになって申し訳ないし...調整が本当に大変でした。でもPR効果が高かったという結果が出て『やった!』と(笑)。やりがいにつながります」。

見てほしいところがまだまだある、と言う大関さん。「異動のある会社なので、広報もあと1、2年でしょうか」と言いつつ、「できるだけ多くのメディアを通し、多くのお客さまに、高速道路について知っていただければと思っています」。

※こちらの記事は日本労働組合総連合会が企画・編集する「月刊連合 2015年9月号」に掲載された記事をWeb用に編集したものです。

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