ぼくが代表をしているNPO法人G-netが10年前からホンキ系インターンシップという名前で、長期実践型インターンシップを運営しているんですけれどね、学生に薦めたいって思ってるんです。
心から「長期実践型インターンがいい!」と確信してるのだ。
なんで、ぼくがそう自身をもって薦めるのか6つの理由を今日は書きます。
あ、対象は大学生でもって、以下のような人ですね。
・マジでおもろい大人とがっつりつながりたい
・すげーおもろいことを、マジでしたい
・自分の限界にチャレンジして、その次の地平をみたい
・社会を変える力をつけたい
・圧倒的な成長をガツーンとしたい。
で、さっそくアキモトがおすすめする理由です。
1:「こんな人になりたい」と思える大人達と一生モノの絆
厳選された、「自身でビジョンを描き、そこに向けて挑戦をし、試行錯誤をしている」そんな主体的な生き方をしている経営者のもとに、半年間弟子入りする経験ってすごく有意義だと思う。自分にとって「師匠」と呼べる存在を持てるかどうかって、すごい大事な気がする。僕自身にとっての師匠と呼べる人々とご縁も、今思えば弟子入りから。講演聞いたり遠くから見てるだけじゃ全然わかんない、一挙手一投足をすぐそばで感じられるって、めっちゃプライスレスだと思う。そういうチャンスを得られるんだもん、やったらいいじゃんと思う。
2:小中高大で出会う大人の数より、きっともっと多くの大人との出会い
小学校から大学出るまでの16年間の間に、親とバイト先、塾や学校の先生以外の大人とどれだけちゃんと会うことがあるだろう。ほとんどない、という人が大半だと思う。G-netのホンキ系インターンに半年間取り組んだ子達への事後調査だと、期間中に新たに接した大人は約110人だって。もしかしたら、小中高大と16年間の学生生活で出会う大人の数よりも、きっと多くの大人と会うんだと思う。
年齢も属性の職業もちがう、いわば「未知との遭遇」が価値観を育み、ものさしを作っていく上においてめちゃくちゃ大事だと思う。
(これについてはブログ:「自分の価値観は相対化からしか生まれない」をご参照のこと)
3:入社数年後でも任されない、ホンキの仕事を担当する機会
人生で「ホンキ」になったコトがあるヒトって、そんなに多くないのではと思う。もちろん試験の前の晩に試験勉強で徹夜をした、一生懸命やったって人はいると思いますよ。けれど、それってホンキって言うんだろうか?ホンキって、「寝ても覚めてもそのことばかり気になること」ってことだと思う。
長期実践型インターンって、「え、ここまで任せる?」ってことまで、信じて任せてくれる。数百万の予算を預けて任せてくれたり、あるいは一人東京出張をして大手百貨店との商談を担当した子たちもいる。ホンキになれるって、すごい最高に楽しいことだと思うもの。
働くなんて、就職してからすればいいじゃん。。。って言うけれど、就職して一人商談を任され、予算を任され、あるいは海外展開の担当者を担うのは入社何年目だろう?すっごい、機会だと思う。
4:チャレンジする同世代の仲間とのつながり
そもそも、「デートより、バイトより、遊びより」長期実践型インターンを選ぶなんて、普通じゃない。めっちゃモチベーションの高いチャレンジする人たちばかりが参加をするプログラム。そういう同世代と仲間になれるってめちゃくちゃ刺激的だと思う。同じ時期に他の会社で長期実践型インターンにチャレンジする同期とは、キックオフ合宿や毎月ある集合研修で、ぐっと仲良くなれるし(たまに付き合いだすこともあるねw)、僕自身も起業して13年経つけれど、やっぱり苦しい時とかに、同世代で別のフィールで頑張ってる友人の存在にどれだけ励まされたことか。
しかも、他の多くの人がまだ選ばないチャレンジを一緒にした経験を共有しているって、すごい絆だと思う。インターン終えてからも、同期たちで飲みに行ったり色々と相談しあったりしているみたいだしね。
5:夢ややりたい事、そしてなりたい自分がわかってくる
夢ややりたいことって、結局自己分析なんかしたって出てくるはず無い。「ああなりたい!」と思えるあこがれに出会えるか。そして、いろいろな生き方や仕事と出会う中で、相対化して自身の価値観=ものさしを作っていくしかない。あ、このヒト違うなぁってこともあると思うけれど、それもハッピーなこと。だって、そうでないところに目指す姿があるって気付けるわけだから。そして、「類は友を呼ぶ」って言うけれど、やっぱりカッコいいチャレンジをしている経営者の友達は、同じように魅力的な人々が多い。そういう出会いの中で、きっと夢ややりたいことに近づくと思う。僕自身も、弟子入りした師匠の交友関係でご縁を頂いた方に、次にまた弟子入りして...ってつながりの中で、やりたいことや夢を明確にしてこれたと思うから。
6:地域には活かされるべき魅力や、中小企業があると言う実感が生まれる
僕は、正直言うと中小企業って、大企業になれない弱く力のない人々の集まりじゃないか?と最初思っていました。いまでは、その認識を持っていたことをはじています。だって、インターンのコーディネートを通じて、すごく魅力的でカッコイイ中小企業がいっぱいあることに気がついたから。
「うちのまちは何もない」っていう人もいっぱいいるけれど、絶対にそれは嘘だと今は確信がある。だって、みんなそういうのに、すごくおもろいヒトや会社や仕事があるってことに、気がついたから、それを身をもって、体感できるってすごくすごく素敵なことだと思う。
最後に
カッコイイ大人と、ホンキなチャレンジをしたいならG-netの長期実践型インターンが良いと思う。
だって、受け入れたいと申し込む企業のうち、2/3以上は断ってるから。そりゃ、自身だって弟子入りしたいと思えるような魅力的な会社・経営者じゃなきゃ、学生に紹介したくないもの。
学生にとってみれば、半年ってすごい決断、だから。だから、会社選びやプロジェクト設計は妥協したくないもの。
もちろん、みんな誰もがしたらいいとは思わないよ。けれど、冒頭に書いたような人々だったら、きっとしたら良いと思う。その確信があるから、誰も取り組んだこともない難しい仕事だったし、儲からないけれど、でも絶対大事だと思って、ぼくがこの長期実践型インターンをやってきたんだもの。
(2014年1月14日の「秋元祥治(岐阜・G-net・OKa-Biz)の活動日記」から転載)