こんにちは、Six Apart ブログ編集長のことぶきです。
6月15日に開催した、第22回オウンドメディア勉強会の様子をご紹介します。前回の21回は、ライターさんとの出会い方、力量の見極め方、契約や報酬体系というテーマで開催しました。今回の22回は、前回から一歩進んで、ライターさんとのより良い記事作りについてがテーマです。
このオウンドメディア勉強会は参加者全員が積極的に議論に参加するのがルール。今回も、参加者が25名と多かったので、4つのチームに分かれてディスカッションし、最後に発表という形式で行いました。四者(チーム)四様というか、「ライターさんとのよい記事作り」というお題があるものの、チーム毎に全く違う議論が行われていました。この記事では、各チームの発表内容のさわりだけご紹介します。
チーム1 「発注単価や契約条件、どうしてる?」
このチームは、ライターさんへの発注単価や、契約条件(記事単位?月額固定?)などお金の話で盛り上がっていました。「うちは実際にいくらでお願いしています」という金額感については、もちろん契約形態や、委託する内容によって千差万別です。そのあたりも、少人数だからこその突っ込んだ議論が行われていました。自分ところはこうなのだけど、御社はどう?、と言った、この場でしか聞けない話になっていたようです。
チーム2 「ライターさんごとに異なる、強みを知ろう!」
こちらのチームではライターさんの強みを理解しその良さをどう引き出すか、そのためのコミュニケーションのコツに関してがメインテーマでした。ライターさんの喜ぶポイントは人により異なるそう。たとえば、PVの数字がうれしいのか、シェア数なのか、コメントなのかなど。ライターさんと打ち解けて理解し合うために、会議ではなくランチや飲み会で腹を割って話ししてみることも重要とのことです。
チーム3 「どう出会う?そして、どう育てる?」
一方、このチームではライターさんとの出会い方、育て方の話がメインだったそうです。社外のライターさんに関しては、今付き合っている良いライターさんに紹介してもらうのが一番とのこと。社内の執筆者に関しては育てていくしかないので、やる気をくすぐるうまいフィードバックで気分良く書いてもらう、などなど。
チーム4 「コミュニケーションロスを無くして、気持ちよく記事を書いてもらおう」
4つめのチームは、ライターさんに気持ちよくコミュニケーションロスなく、記事を書いてもらうためのお話。特に「公開した記事の結果についてライターさんに責を負わせない。悪ければ編集部のせい。良ければライターさんのおかげ」という姿勢は、潔いですね。複数のライターさんにお願いしているメディアでは、年1-2回の飲み会を開催し、編集部の思いや、ライター同士のコミュニティ作りに注力しているとのことでした。
まとめ
どこのチームも、自社の現状や具体的な施策とその結果、生々しい数字も交えた、現場の肌感が伝わる議論が行われていました。
勉強会終了後の集合写真。皆さん良い笑顔ですね。 :)
会場提供いただいたfreee中山さん、受付・お買物・写真撮影などの協力を頂いた藤井さん、松岡さん、八木さん、「Eightで名刺交換タイム」キャンペーンで協賛いただきましたSansanさん、Peatixさん、ありがとうございました。そしてご参加の皆様、ありがとうございました!
そういえば、勉強会をはじめて2周年でした
この勉強会は、今回で22回目になります。思い起こせば、2014年の初夏、シックス・アパートの小会議室で、さくらのナレッジさんと
サムライトさんと3社で、ごく小規模に「御社のメディア、どうしてる?」トークをしたのが、オウンドメディア勉強会の始まりでした。同じ悩みを持つ者同士、ぶっちゃけトークができる場からは、得られるものがとても多かったので、勉強会としての定例開催をその場で企画。第一回として行われた勉強会では、その三社の知り合いの会社の方が参加してこれまた小規模に開催。さらにそのまた知り合いの会社、と繋がりだけで増えていったら、勉強会のFacebookグループは200人を超えるほどになりました。
勉強会グループのメンバーが増えた今も、全員がそれぞれのノウハウや課題を持ち合う、というコンセプトは変わらず続けています。お互いの考えをシェアすることで、担当者同士が戦友のようになれるのも、この会の良いところだなあ、と運営していて思います。この会をきっかけに、会社の枠を超えてメディア運用を助け合っていたり、転職に繋がったり、製品の購買に繋がったり、Web担当者Forumさんで連載記事が出来たり、有志で分科会したりなど、いろんな形で発展していてとても面白いです。
続けることに意味がある!と信じて、これからもこつこつ継続していこうと思っています。
自社のメディアを運営していて(または、他社のオウンドメディアに深く関わっていて)、ノウハウを提供&問題提起をして議論を盛り上げてくださる方の参加を歓迎しています。
参加について詳しくは、Six Apart ブログ主催 オウンドメディア勉強会 のページをご覧ください。
以上、Six Apart ブログ、ことぶきでした!
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