こんにちは、または初めまして、とりあえずビールと申します。
ゲルマン人の夫との生活などについて書いております。現在は日本に住んでおります。
わたくし、若~い頃から白い肌を目指して一年中紫外線対策に勤しんでおりました。日焼け止めは通年で使用、そして4月頃からはUV加工の日傘をさしたりと...ですが、ドイツではだーれも日傘をさしていない!
白い肌が好きなドイツ人の友達(女性)もいるので人によるかとは思いますが、一般的にヨーロッパでは男女ともに白いお肌よりもこんがり小麦色に焼けたお肌の方が健康的で美しいとされてるとか。
ドイツ在住時代、小心者の私は日傘をさす勇気もなかったので泣く泣く日焼け止めと帽子の生活でした。しかも周りに流されどんどんお肌のケアが雑になっていく始末...。ドイツ時代は見事に焼けてましたね、ええ。
ゲルマンさんの中ではイタリア人がカッコよく焼けてるイメージらしい。(そしてシャツの胸元が豪快に開いてるイメージらしい...)
しかし彼は焼こうとしても赤くなってすぐにまた白く戻ってしまうタイプなのでなかなか小麦色にはなれません。羨ましい限りです。
こんな感じなのでゲルマンさんは日向を歩きたがりますが私は日陰を歩きたいので夏場の外出ではよく険悪なムードになります。
そして、子どもができてからはこれまた日焼け対策が難しい。私は普段家に引きこもってて外に出る機会と言えば保育園の送り迎えくらいなのですが、休みの日は息子の外遊びやらプールやらにお付き合いしてるので気付いたらこんがり...。日焼け止めをこまめに塗りまくっているのにもかかわらず!
小麦色になりたいのになかなかなれないゲルマンさん。本人はめいっぱい褒めてるつもりだったようですがあたしゃ全く嬉しくないよ...
私が、というか日本人女性の多くが白くなりたいと知ってるはずなのに、ゲルマンさんったらついつい欧米人の思想が出ちゃうのね。
何で?日焼けした肌の魅了って一体なに??と詰め寄って考えてみてもらいました。
この「焼けたね」という一言に『休暇中に旅行に行って太陽たくさん浴びてリフレッシュして元気いっぱい!また明日から仕事モリモリできそう!健康的でいいね!!』という思いが詰まっているのではなかろうか?と。マジか...。
少し調べてみました。ものすごく簡単に言うと、欧州人は通常白い肌なので、日焼けしてる人→飛行機などでバカンスに行った→それだけの余裕のある生活をしている→イケてる!という考えが根底にあるらしいです。あまりにもざっくりしてますが、おおむねこのような感じだそうです。
でもドイツのドラッグストアには、大人女子向けのアンチエイジング化粧品も売ってます。モデルさんから察するにおよそ40代以降の女性向けだと思いますが、その年齢から焦ってケアするなら若いうちから紫外線対策をしていた方が良いですよ...とアンチエイジング化粧品コーナーの前を通るたびに思っておりました。
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