旅には人それぞれのスタイルがあります。1年かけて1人で世界一周する人や、女子旅でアジアの遺跡を周る人や、アメリカ大陸をキャンピングカーで横断する人。
たくさんのスタイルがある中で、大学生に是非おすすめしたい旅のスタイルがあります。
世界一周してください、5人で、それも50日で。
この記事では大学生が、男女5人で50日間世界一周した方がいい5つの理由を紹介します。
1. 長期休みを逃すな!
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大学生に与えられた最大の特権、それは華やかなキャンパスライフでもなく、映画館で学割を使うことでことでもなく、ずばり長期休み!
中でも夏休みと春休みは約2ヶ月間程あります。期間が長いことも特徴ですが、ここで強調したいのは長期休みは大学生の「みんな」が休みということです。
当たり前のことと思うかもしれませんが、社会人になると長期休みを取ることが難しくなる上、友達と休みを合わせるのはかなり難しくなります。
それに比べ、大学生は長期休みが決められた時期にあり、友達も同じ時期に、ほぼ同じ期間休みなわけです。同じ年代の友達と行くなら、このチャンスを逃すわけにはいきません。
気が合う仲間を集めて、長期休みに旅へ出てみてはどうでしょうか。
2. 5人という数最強説
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1人旅も魅力的ですが、5人旅も魅力的です。一人で街を歩くのが不安な人、5人であれば心強いですよね。
また、空港でのトランジット、チケット購入の際の長蛇の列の待ち時間も、一人だと時間を潰すのが苦痛になるときもありますが、5人だと話していれば時間があっという間に経過します。
5人であればレンタカーを借りるのにも最適な人数ですし、割り勘で食費や移動費を大幅に節約できます。奇数なので、意見が割れても多数決で決をとることができます。
実は5という数字は心理的に人に「安心感」を与えるそうなんです。アイドルユニットやドラマの主なキャラクターたちの多くが、5人組なのはバランスがとてもいいからなんです。
是非、仲間を5人集めて、旅に出てください。
3. 50日間という短期間
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「世界一周」と聞くと休学して1年かけてした人や、会社を辞めてした人を想像し、ハードルが高いように感じるかもしれません。
安心してください。50日で世界一周は意外とできてしまうんです。1カ国平均5日間で10カ国。移動も含め1カ国、約3〜4日の滞在でしょうか。
50日というキリのいい数字にすることで、経過日数を意識しやすくなり、自分が旅の中で成長できているか客観的に見ることができます。
僕は大学3年生のときに、ヨルダン→イスラエル→トルコ→ギリシャ→南アフリカ→ナミビア→スペイン→チリ→ボリビア→ペルーのルートで5人で50日間世界一周に行きました。
短いんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、個人的には十分だと感じました。また、限られた時間だからこそ、思いっきり楽しもうという気持ちになり、充実した日々を送れます。
4. 男女で行くメリット
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僕たちの旅の男女比率は2:3でした。男性が2人で女性が3人。
では、この比率ではなかったとき、どのようなパターンが考えられるか見てみましょう。
【男:女】
5:0=むさい。楽しいが、羽目を外しトラブルに巻き込まれる可能性大。
4:1=女性が孤立。女性がそもそも行きたいと思わない。男性も女性に気を使ってしまう。
3:2=男よりの旅になり、女性陣が嫌気をさす可能性大。親に反対される可能性もあり。
1:4=男性ハーレム状態。最初はいいが、あとから苦痛の日々が襲ってくる。
0:5=女子旅。ナンパされる確率大。いざという時に危険。荷物を持ってくれる人がいない。
2:3=5人旅の黄金比。旅中では女性の意見が尊重されやすい。なんとかなると大雑把に考える男性に対して、なんとかしなきゃいけないと思う繊細な女性の方が多いことで、結果的に安全な旅に。
また女性が過半数なため、親も安心し、納得させやすい。 5人で行くなら、是非2:3の黄金比を採用してみてはいかがでしょうか。
5. どうせなら世界一周
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今は、昔と比べて世界一周しやすい時代になりました。世界一周航空券もあり、書店に行けば世界一周に関連した本もたくさんあります。
経験者も増え、気軽に相談できます。大学生でするとちょっとした自慢にもなりますし、世界一周って死ぬ前に一度はしてみたいと思いませんか?
また実際、ウユニ塩湖やマチュピチュがある南米やアフリカは日本から距離もあり、航空券代だけで出費がかさんでしまうんです。往復で10万から高い時は40万程してしまいます。
それなら、世界一周航空券などを利用して、いっそ世界をぐるっと周る旅に出てみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
資金集めや仲間集め、ルート選定など準備期間が必要なので、少しでも気になった方は、早め早めに準備することをお薦めします。
でも準備も旅の醍醐味なので、楽しみながら旅をしてみてください。
ライター:田島知哉
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