自分達で点火トーチを作成、世界初となるか― ロケット開発の現場より（156）

エンジン破損が続いた後、フライト用1.2トン級エンジンの点火試験は3回続けて正常なデータ取得を行えました。

また、ハイブリッドロケットを点火トーチとして用いるシステムも全体軽量化のために同時進行で進めています。#HuffRocketpic.twitter.com/rBbRRw1Ybz

-- なつのロケット団公式 (@natsuroke) 2016年10月7日

ハイブリッドロケットを点火器にした推力12kNロケットエンジンの点火成功〜！大型化した時にも使えそうなイケてる点火システム！ #HuffRocketpic.twitter.com/6m1bu0vBeN

-- いな (@ina111) 2016年10月19日

開発開始から1ヶ月、プランBとして細々と開発していたハイブリッドロケット点火トーチによる1.2トン級エンジンの点火に成功しました。

これまでうまく点火していた水素ガストーチと比べ、機体の軽量化が期待されます。https://t.co/N7n0fSzf3E#HuffRocket

-- なつのロケット団公式 (@natsuroke) 2016年10月19日

点火による異常燃焼の後の実験の結果、安定点火のためにはガストーチが必要ということはわかっていましたが、水素を用いたシステムではかなり機体重量を圧迫してしまいます。

軽量化のため、LOXタンクから酸素を供給してくる点火トーチができないかと試行錯誤していました。#HuffRocket

-- なつのロケット団公式 (@natsuroke) 2016年10月19日

ハイブリッドロケットでピントルインジェクタの液体ロケットに点火するという前例、文献は見当たらなかったので、今までうまくいっていた水素ガストーチの燃焼温度計測をしたりして自分達で点火トーチを作りました。

世界初、と宣伝したいので前例ご存知の方は教えて下さい...#HuffRocket

-- なつのロケット団公式 (@natsuroke) 2016年10月19日