Googleの最高事業責任者、ニケシュ・アローラがソフトバンクの副会長に就任へ

今日(米国時間7/17)午後発表されたGoogleの四半期決算報告の中に大ニュースが隠れていた。10年間在籍してきた最高事業責任者のニケシュ・アローラ(Nikesh Arora)がGoogleを離れ、SoftBankのバイスチェアマン兼SIMI(SoftBank Internet and Media Inc.)のCEOに就任する。
TechCrunch

今日(米国時間7/17)午後発表されたGoogleの四半期決算報告の中に大ニュースが隠れていた。10年間在籍してきた最高事業責任者のニケシュ・アローラ(Nikesh Arora)がGoogleを離れ、SoftBankのバイスチェアマン(副会長)兼SIMI(SoftBank Internet and Media Inc.)のCEOに就任する。

2009年に世界セールス担当上級副社長を降りてラリー・ペイジの直属顧問となったOmid Kordestaniがアローラの職務を臨時代行する。

ラリー・ペイジはGoogle+のページで次のようにコメントした。

約10年にわたってGoogleに勤務した後、最高事業責任者、ニケシュ・アローラはGoogleを離れ、われわれのパートナーの1社であるSoftBankに移ることを決めた。アローラはSoftBank Corpのバイスチェアマン(副会長)、SoftBank Internet and MediaのCEOに就任する。私が彼に初めて会ったの大英図書館だったことを思い出す。どういうわけかサーゲイはそこで面接するのがいい考えだと思ったようだ。ニケシュはすばらしいリーダーであり、私を含めて多くのグーグラーにとって良きアドバイザー、メンターであった。

Googleのビジネスのファウンダーで、セールス・チームを長年にわたって率いてきたオミッド・コーデスタニが当面ニケシュの職務を引き継ぐ。オミッドを採用したとき、Googleはエンジニアばかりでビジネスの人間は一人もいなかった。大きなピンポン台で彼を面接したのを覚えている。その結果、オミッドを採用することにしたのは、彼が実は〔大学で電気工学を学んだ〕エンジニアだと分かったからだ。以来、オミッドは私にもっとも近いアドバイザーだったが、2011年にCEOに復帰してからは関係は一層密接になった。Googleのビジネス・チームはオミッドの下ですばらしい仕事を続けてくれるものと信じる。

〔日本版:ソフトバンク株式会社のプレスリリースはこちら

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(2014年7月18日のTechCrunch 日本版より転載)

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