東京、7月上旬に7日間の「連続真夏日」予想 19年ぶり

昼間の暑さだけでなく、『夜も気温が高いまま』というのもポイント。

関東は梅雨寒が一転、明日から気温上昇。7月に入ると急に真夏の暑さで、東京は7月上旬では19年ぶりに7日連続の真夏日予想。熱帯夜に迫るほどの、寝苦しい夜も続きそう。

ゴールデンウィークの頃の涼しさ

今日28日の東京は、急に「梅雨寒(つゆざむ)」となりました。

未明よりも、昼間の方が気温が低く、東京の正午の気温は18度7分と、4月下旬並み。

正午の気温が20度に届かなかったのは、15日ぶりです。

昨日の同じ時間と比べると、10度くらい低くかったので、「急にヒンヤリした」と感じた方も、大勢いらっしゃったと思います。

気温が5度違うと、洋服1枚分に相当すると言われています。

昨日の正午よりも、気温が10度違うということは、洋服2枚分ほどヒンヤリしているということです。

「Tシャツ」⇒「Tシャツ+長袖シャツ+カーディガン」といった感じですね。

6月末 蒸し暑さレベルアップ

東京の予想最高気温(上記)を見てみますと...

明日29日からは、徐々に高くなり、29日は25度、30日は28度の予想です。

『湿度も高くなる』のが、ポイントです。

天気マークに、傘マークがあるように、雨をもたらす湿った空気が入るため、 蒸し暑くなるでしょう。

体調の管理はもちろん、食品の管理にも、お気を付け下さい。

7月 連日の「真夏日」と寝苦しさ

予想最高気温は、連日32度前後で、これは真夏並みの暑さです。

平年より5度くらい高いので、急に、季節を先取りしたような暑さがやってきそうです。

予想最低気温にも、注目して下さい。

東京では、7月に入ると、連日24度の予想です。

ちなみに、夜間の最低気温が25度以上だと、「熱帯夜」と言います。

最低気温が24度とは、「熱帯夜」に迫るほどの、寝苦しい夜になるということです。

夜も暑いと、疲れが取れにくくなりますので、そろそろ涼しい寝具を用意しておくのも、良さそうです。

寝ている間にも、汗をかくので、お休み前には水分補給をするのも、おススメです。

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望月圭子

[日本気象協会本社]気象予報士

福島県会津生まれ。

東京での大学生活を経て、テレビ山梨のアナウンサーに。

ニュースや中継、県政番組、音楽番組、グルメコーナーなど、幅広く経験しました。

フリーに転身後、大好きな気象を学び、気象予報士の資格を取得。

『OAに強い気象予報士』として

テレビ山梨「ニュースの星」気象キャスターや

NHKラジオ「ジャーナル」気象キャスターを務め、

フジテレビで気象の解説をしたり、

文化放送やニッポン放送、JFNなどでも、天気を伝えてきました。

現在は、テレビやラジオの天気原稿を書いたり、

新聞の天気概況も担当しています。

「どう伝えるか」ではなく

「あなたに、どう伝わるか」を大切にしながら

日々の天気を伝えている私が、

『あなたのお抱え気象予報士』になれれば、幸いです。

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