年越しの天気は
年越しの瞬間、みなさんはどのように迎えられますか?
除夜の鐘を聞きに出かけたり、カウントダウンイベントに参加される方も多いでしょう。
お出かけに、傘が必要かどうかをまとめました。
九州や四国は晴れ間の出る所が多く、雨の心配はありません。
沖縄は雲が広がりやすいですが、天気の崩れはないでしょう。
これらの地域では、雨具を持たずに出かけられそうです。
東北から近畿の太平洋側は、雲が多い天気になりそうです。
31日の夕方から所々で弱い雨が降り、年越しの時間帯まで残る可能性もあります。
初詣やイベントでは長時間外にいることも多いですから、念のため折りたたみ傘があると良いでしょう。
北海道や東北の日本海側、長野県では、広く雪が降るでしょう。
北陸では雪や雨が降り、カミナリを伴って強く降る所もありそうです。
山陰や、滋賀県・奈良県など近畿の一部にも、雪雲や雨雲が流れ込む見込みです。
初日の出が見られる地域・時間帯は
年越しの後は、2016年の初日の出!
年越しの時間帯は雲の広がる所が多いですが、日の出の時刻になるとどうなるでしょうか?
九州・沖縄や、四国から東北南部の太平洋側は晴れ間が広がりそう。
年越しの時間帯は雲が多い所でも、明け方くらいから徐々に晴れてきて、
初日の出を拝むことができそうです。
北海道も、太平洋側では晴れる所が多いでしょう。
北陸や山陰の雪や雨は、日の出の時間帯にはやむ見込み。
ただ、雲が多い天気は続くため、初日の出を見ることは難しいかもしれません。
徳島県や愛媛県でも、山口県も雲が広がりやすいでしょう。
雲の隙間から見られることを期待しましょう。
北海道や東北の日本海側は雪が降るでしょう。風が強まり、ふぶく所もありそうです。
新潟県でも、雪や雨が降る見込みです。
なお、各地の初日の出の時間帯は、下のリンク「初日の出の時刻表」をご覧ください。
皆様が良いお年を迎えられることを祈っています♪
(2015年12月31日 12時37分 「tenki.jp」より転載)
【関連リンク】
気象予報士
「どんなときでも、天気予報だけは必ず見る」NHK岐阜放送局のキャスター時代、取材に伺った職人さんから聞いた言葉です。天気次第で、仕事の進め方や作品の出来が変わってしまうとのこと。以前から「人の役に立つ情報を伝えたい」と考えていた私は、「これだ!」と思い、気象予報士を目指すことになりました。
その後、NHK名古屋放送局キャスターや中部支社での解説・予報業務を経て2015年春より日直予報士の一員に。
読んでくださった皆さんに、少しでも「役に立った」と思ってもらえる記事を目指します!
写真をクリックするとスライドショーが開きます