北海道は猛暑日が続出して、過去に例のない暑さとなっています。十勝地方の音更町駒場北町では最高気温が37度8分と、北海道で観測された気温では、最も暑い記録です。
3日は、北海道で6月とは思えない猛暑になっています。
アメダス(気温)を見てみますと、
東側の地域で、35度以上の「猛暑日」を示す紫色の表示が、あちらこちらに。
14時半までの最高気温は、
駒場で、37度8分まで上がりました。
これは、北海道の観測地点では、過去、最も高い気温です。
過去の1位は、1924年7月12日に帯広で観測された37度8分で、
これに並ぶ、暑さとなりました。
ちなみに、駒場の最低気温は、7度4分でしたから、
1日の気温差が、およそ30度。
朝は、厚手の上着が必要だったのが、日中は、タンクトップで十分なくらい。
これだけ、気温がグンと上がると、体に堪えそうです。
全国の観測地点を比べても、37度台まで上がったのは、今年初めてです。
■ 北海道 真夏日の続く所も
この暑さ、続くのかどうかが、気になるところですが、
あす4日の予想気温は、旭川で33度、札幌は30度です。
旭川は3日連続して「真夏日」になりそうです。
一方、きょう3日に、猛暑日が続出した北海道東部では、
4日は、記録的な暑さは一段落する見込みです。
ただ、気温の変化が大きくなりますので、体調を崩さないよう、ご注意下さい。
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気象予報士
福島県会津生まれ。
東京での大学生活を経て、テレビ山梨のアナウンサーに。
ニュースや中継、県政番組、音楽番組、グルメコーナーなど、幅広く経験しました。
フリーに転身後、大好きな気象を学び、気象予報士の資格を取得。
『OAに強い気象予報士』として
テレビ山梨「ニュースの星」気象キャスターや
NHKラジオ「ジャーナル」気象キャスターを務め、
フジテレビで気象の解説をしたり、
文化放送やニッポン放送、JFNなどでも、天気を伝えてきました。
現在は、テレビやラジオの天気原稿を書いたり、
新聞の天気概況も担当しています。
「どう伝えるか」ではなく
「あなたに、どう伝わるか」を大切にしながら
日々の天気を伝えている私が、
『あなたのお抱え気象予報士』になれれば、幸いです。