シルバーウィーク最終日 朝晩と日中との気温差に注意

シルバーウィークの連休最終日となる23日も『昼間のお出掛けは半袖』という所が多いですが、注意が必要なのは、朝晩と日中との気温差です。

「彼岸花」 9月22日 山梨県甲府市にて撮影

連休最終日も関東から西は半袖の陽気の所が多そう。東京や大阪など、朝晩と日中との気温差が10度くらい。重ね着で調節を。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるが、この後は。

連休最終日 朝晩と日中との気温差に注意

22日は、北海道から近畿は、たっぷりの日差しで、この時期にしては気温が上がりました。

15時までの最高気温は、以下の通りです。

札幌:24度5分 (9月上旬並み)

仙台:26度7分 (9月上旬並み)

東京:28度5分 (9月上旬並み)

名古屋:29度9分 (9月上旬並み)

大阪:29度6分 (9月中旬並み)

仙台と東京は4日連続の「夏日」(最高気温が25度以上)、名古屋と大阪は5日連続の「夏日」でした。

仙台や東京、名古屋、大阪はいずれも、土曜日からずっと最高気温が25度以上で、日中は半袖で過ごせる陽気が続きましたね。

シルバーウィークの連休最終日となる23日も『昼間のお出掛けは半袖』という所が多いですが、注意が必要なのは、朝晩と日中との気温差です。

23日の予想気温は、以下の通り。

札幌から福岡にかけて、最低気温と最高気温の差が、10度くらいの所が多くなっています。

特に、内陸部では、朝晩と日中との気温の差が大きくなりそうです。

長野は予想最低気温が14度⇒予想最高気温が27度と、その差は13度もあるのです。

気温が5度違うと、洋服1枚分に相当すると言われていますので、昼間は半袖や薄手の長袖シャツ1枚で過ごせても、朝晩は羽織る物で調節して下さい。

一方、この気温の差が、プラスの効果を生むのが、紅葉の色づきです。

朝晩と日中の気温の差が大きいほど、色づきがキレイになると言われています。

この気温差で、北国の山では、紅葉の色づきが進みそうですね。

【気温の豆知識】

山と言えば、標高の高い所では、日中も、ふもとよりヒンヤリしていますよね。

上空に行くにつれて、気温が下がる割合ですが、標準的な大気では、平均すると『100メートル高くなるごとに、気温は0.65度下がる』のです。

山に行く前に、計算してみるのも、おススメです。

暑がりの方や寒がりの方と、それぞれだと思いますが、お出かけの際は、tenki.jpの服装指数も参考にして下さい。

衣替えは少しずつ

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、秋の彼岸が終わると、暑さも落ち着くのでしょうか?

東京の10日間予報をみてみますと...

【最低気温】

最低気温は18度くらいの日が多いでしょう。

平年ですと、9月下旬の最低気温は17度5分ですので、朝晩は、この時期らしく羽織る物の必要な日が増えてきそうです。

【最高気温】

最高気温は、木曜日以降は暑さが少しだけ和らいで、25度くらいの日が多い予想です。

文字通り「暑さも彼岸まで」ですね。

平年の9月下旬の最高気温は24度5分ですので、この時期らしい気温の日が多いでしょう。

暑がりの方は、まだ半袖の洋服が活躍しそうですが、寒がりの方にとっては、昼間も、七分袖や長袖を腕まくりして過ごせるくらいの日が増えそうです。

でも、10月に入っても、1日の予想最高気温が28度と、まだ一時的に暑くなる日もありそうです。

衣替えは一度に済ませるのではなく、少しずつ行うのがおススメです。

東京以外の所も、10日間天気で、この先の気温をチェックして下さい。

東北・北陸・近畿・中国・四国・九州北部 9月最終週は気温が低め

一方、気象庁は、22日に「異常天候早期警戒情報」を発表しました。

東北や北陸、近畿、中国、四国、九州北部では、9月27日頃からの約1週間は、かなりの低温が予想されています。

9月の最後の週は、急にヒンヤリする所もあり、体にこたえそうです。

最新の予報をチェックして、体調を崩さないよう、十分お気を付け下さい。

(2015年9月22日 21時43分「tenki.jp」より転載)

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