台風14号「ヤギ」、週末に沖縄・奄美へ

お盆期間の帰省・旅行に影響も

2018/08/10 04:54 ウェザーニュース

台風14号(ヤギ)は10日(金)3時現在、日本の南の海上にあり、ゆっくりとした速度で北北西へ進んでいます。中心気圧は992hPa、中心付近の最大風速は18m/sで、勢力はほとんど変わっていません。

▼台風14号 10日(金) 3時現在

 存在地域   日本の南

 大きさ階級  //

 強さ階級   //

 移動     北北西 ゆっくり

 中心気圧   992 hPa

 最大風速   18 m/s (中心付近)

 最大瞬間風速 25 m/s

台風の進路にあたる海域の海面水温は高いものの、周辺の風の流れが台風の発達に適していないため、このあとも勢力は強まらず、暴風域を伴うことはなさそうです。

このあとはやや速度を上げながら北よりに進み、11日(土)から12日(日)には沖縄や奄美付近を通過するおそれがあります。

勢力が強くないとはいえ、台風周辺では雨や風が強まり、飛行機や船の運航に影響する可能性があります。

沖縄、奄美方面に移動を予定されている方は、最新の気象情報、交通情報をご確認ください。

また、沿岸では波が高い状態が続くため、マリンレジャーは控えたほうがよさそうです。

ヤギ(Yagi)は、日本が提案した名称で、やぎ座が由来です。

台風の名前は、「台風委員会」(日本ほかアジア地域14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

※24時間生放送の天気予報専門番組「ウェザーニュースLiVE」より

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