台風25号は2日(火)9時現在、フィリピンの東を西北西に時速15kmで進んでいます。中心気圧は915hPa、中心付近の最大風速は55m/sで、猛烈な勢力まで発達しています。
▼台風25号 10月2日(火) 9時現在
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 //
強さ階級 猛烈な
移動 西北西 15 km/h
中心気圧 915 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s
猛烈な勢力の台風 過去最多タイに
猛烈な勢力となり、衛星画像でも非常に明瞭な台風の目が見えるようになってきました。
今年、猛烈な勢力となった台風は6つ目で、最大風速の記録が残る1977年以降では、1983年の最多記録に並びました。
5日(金)頃に先島諸島を直撃
台風25号はこのあとも北西方向に進み、5日(金)頃には非常に強い勢力で先島諸島を直撃するおそれがあります。
先島諸島接近時には、中心付近の最大瞬間風速は65m/sと予想されますので、厳重な警戒が必要です。
その後は本州方面へ接近も
先島諸島を通過した後は東シナ海を北上し、ジェット気流に乗る形で段々と東に進路を変える見込みです。
世界各国の気象シミュレーションモデルの計算結果でも、多くの気象予測モデルが朝鮮半島や日本海方面へ進むこと示唆しています。
まだ進路を変えるタイミングに幅があるものの、先日の台風24号に続いて本州に接近するおそれがあるため、今後の進路にご注意ください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風25号のコンレイ(Kong-rey)は、カンボジアが提案した名称で、伝説に登場する少女の名前/山の名前です。
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