スマホ用の通話・通信アプリ「LINE」内でやりとりされるスタンプの売上が、2013年7月単月で10億円に達していることがわかった。8月21日に開催されている、同社主催のイベントで執行役員の舛田淳氏が明らかにした。
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2011年のリリース以来、LINEは全世界で2億3000万人、国内で4700万人が利用するスマホアプリ。自社キャラクターだけでなく、ドラえもんやハローキティなど人気キャラクターのスタンプを有料で販売しており、2012年8月単月の売上は3億円だった。
LINE事業全体の売上が第一四半期(4-6月期)で98億円だったことを考慮すると、全体の1/4から1/3程度がスタンプの売上で占めていたと見られる。
スマホ以前のガラケーで流行したデコレーションメール、通称デコメの市場は2009年で228億円。舛田氏は「現在のLINEスタンプは年間に換算すると120億円を超えます。LINEスタンプ単体で、この1年間でデコメ市場の半分以上の市場を作り出した」とスタンプ事業の好調ぶりに自信を見せている。
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次の一手は「きせかえ」だ。
LINEは、アプリそのものの外観を変えられる「テーマ機能」を搭載しているが、今後はキャラクターのテーマも有料販売する方針だという。現在はテストとして、同社のキャラクター「ブラウン」と「コニー」が無料で提供されているが、合わせて800万ダウンロードを達成しているという。
LINE執行役員の舛田淳氏
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