NSAの通話記録収集は「違憲の可能性が高い」 アメリカ連邦地裁が判断示す

米ワシントンDC地区連邦地裁のリチャード・レオン判事は16日、国家安全保障局(NSA)による一般市民の通話記録収集について、違憲の可能性が高いとの判断を示した。
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米ワシントンDC地区連邦地裁のリチャード・レオン判事は16日、国家安全保障局(NSA)による一般市民の通話記録収集について、違憲の可能性が高いとの判断を示した。

国民が不当な捜索を受けない権利に違反する可能性が高いとしている。

司法省は現在、地裁の判断を精査中。同省報道官は「過去の司法判断で示されたように、合憲的だと信じている」とコメントした。

同判事は、通話記録の収集中止を求めて政府を訴えた電話会社の顧客2人に関する情報収集を中止するよう政府に命令。NSAの通話記録収集活動については「国家安全保障上の重大な利害を踏まえ」差し止めを留保する考えを示した。

[ワシントン 17日 ロイター]

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