子育て支援企業「くるみん」認定、延長へ 25年まで
子育て支援に熱心な企業を国が認定する「くるみん」マークが、2025年まで使われる見通しになった。根拠法の期限は15年3月までだったが、厚生労働省は10年間の延長を求め、通常国会に改正法案を出す。
あわせて、男性の育児参加を後押しするために、「くるみん」を発展させた新しい認定制度の創設も検討する。
「くるみん」は、育休を取った男性が1人以上▽残業時間を減らした――などの条件を満たす企業がもらえる。「会社ぐるみ」で子どもの育成に取り組むという趣旨だ。05年施行の「次世代育成支援対策推進法」に基づく。企業は社員の名刺などにマークを刷り、自社の取り組みをPRできる。これまで累計約1700社が認定を受けた。
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厚労省は、仕事と子育ての両立支援に効果があったと評価して延長を決めた。(山本知弘)
(朝日新聞社提供)
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