古き良き昭和の文字をフォント化するプロジェクト、「のらもじ発見プロジェクト」のウェブページが面白い。
昔ながらの商店や理容室の看板の文字をデジタル化し、ウェブページ上で任意の文字を入力すると、看板のイメージのまま、画像で見られる仕組みだ。
このプロジェクトでは、看板の文字をフォント化し、フリーで配布。グッズも販売し、その収益は看板のあるお店に還元されるという。東京タイプディレクターズクラブ賞も受賞したプロジェクトの作業を、動画で公開している。
しかし、「文字をデザインしたのはお店ではなく請け負ったデザイナーでは」といった意見や、「のら、という言葉を使う違和感」など一部でプロジェクトに対して疑問を呈する声もある。
その店のオヤジが自分でデザインしたというならわかるけど、実際には有名無名のデザイナーの人が受注して作っている。当時の商慣習として店主がその「看板」をウチの店のプロパティと思っているかもしれないけど、実書体制作者が幽霊扱いなのが気に掛かるわけです。 のらもじ
— Quiyonori (@kiyonori_muroga) December 9, 2013
オープンソース、ソーシャルエンジニアリングの今ドキ感とか受賞とかに目がくらんじゃってリアルな部分を忘れないようにしてもらいたい、と。とりあえずそんなところかなー。
— Quiyonori (@kiyonori_muroga) December 9, 2013
のらもじ、なんて物無くて、のらにしたのはあなたではないのかと、思うのです。書いた人がいるのだから。
— あおやま (@sionousagi) December 9, 2013
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