「メイド表紙」で批判された人工知能学会誌、新しい表紙は"メイド視点"?

一般社団法人「人工知能学会」が発行する2014年1月1日号の学会誌で、女性型アンドロイドが手にホウキを持ち掃除する姿が表紙に描かれていることが問題となったが、次号となる3月号では、アンドロイドからの視点で描かれたイラストが表紙になっている。

一般社団法人「人工知能学会」が発行する2014年1月1日号の学会誌で、女性型アンドロイドが手にホウキを持ち掃除する姿が表紙に描かれていることが問題となったが、次号となる3月号では、アンドロイドからの視点で描かれたイラストが表紙になっている。

3月号のイラストでは、女性であることは明確に示されていないが、1月号でアンドロイドが手にしていたホウキ、本が描かれており、同じキャラクターを意図したものである可能性が高い。

手にしている本はドイツの哲学者、ヘーゲルの「精神現象学」(またはそれについての論文)。これをわざわざ明記した点についても、作者の意図を推し量るツイートが投稿されている。

問題となった1月号の表紙

3月号の目次によれば、表紙の問題についての小特集が組まれており、論点の整理や、この件に関して投稿されたツイートの分析、人工知能はどのように擬人化されるべきなのか、などについて盛り込まれている。

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