マレーシア航空370便が南シナ海で消息を絶ってから18日で10日が経過。同機の捜索は現在、オーストラリアの国土面積に匹敵する範囲で行われている。しかし、警察や情報機関は、同機が消息を絶った理由を説明する手掛かりを依然つかめていない。
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調査チームは今のところ、370便として使用されたボーイング777―200型機や民間航路に詳しい人物が、針路を変えて飛行させたとの見方を強めている。
ただ、欧米や中国当局者によると、乗客乗員239人に対する身元調査が徹底的に行われたものの、ハイジャックや墜落を企てる明確な政治的理由やその他の動機を持つような人物は見つかっていない。
マレーシアのヒシャムディン運輸相代行は18日の会見で、同機の捜索範囲が中央アジアからインド洋南部にわたっており、その面積が768万平方キロメートルに及んでいると述べた。
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[クアラルンプール 18日 ロイター]
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