3Dプリンター製の拳銃、所持容疑で初の逮捕 「殺傷能力あり」

3Dプリンターで製造された殺傷能力のある拳銃を所持したとして、神奈川県警は5月8日、銃刀法違反容疑で川崎市高津区に住む27歳の大学職員、居村佳知容疑者を逮捕した。3Dプリンターで作られた銃に銃刀法を適用するのは全国で初めて。
時事通信社

3Dプリンターで製造された殺傷能力のある拳銃を所持したとして、神奈川県警は5月8日、銃刀法違反容疑で川崎市高津区に住む27歳の大学職員、居村佳知容疑者を逮捕した。3Dプリンターで作られた銃に銃刀法を適用するのは全国で初めて。NHKニュースが報じた。

居村容疑者は、インターネットの動画投稿サイトに、樹脂などから立体的に物を作り出す3Dプリンターを使って製造したとみられる拳銃を撮影した動画を投稿していたということです。このため警察が先月、自宅を捜索した結果、樹脂でできた拳銃のようなもの5丁を押収し、このうち2丁は鑑定の結果、殺傷能力があることが確認されたということです。

(NHKニュース「3Dプリンターで拳銃製造か 所持容疑で逮捕」2014/05/08 09:55)

調べに対し居村容疑者は容疑を認め、「拳銃は自宅の3Dプリンターを使って自分で作った。違法とは思わなかった」と供述しているという。居村容疑者が投稿したと見られる動画はすでに削除されているが、以下のような解説が残っている。

3D印刷銃はバレル内にインサートを組み込む等の改造を行う事により、発火モデルガンの扱いとなりますので日本でも合法的に製作・所持可能です。実包が発射可能な銃身の貫通したバレル/シンリダーを銃に組み込むと違法ですが、そうしたバレル/シンリダーも単体だけなら製作・所持は違法ではありません。

( ニコニコ動画『3Dプリンター銃「リベレーター」ついに日本国内で発砲!! 』2013年12月23日 18:19)

アメリカの市民団体Defense Distributedが、2013年に5月に3Dプリンターでの銃の製作に成功。設計図をネット上に公開していた。居村容疑者はこの設計図を元に銃を製作していたようだ。

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