三菱航空機は6月17日、日本初となるジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」初号機の主翼と胴体をつなぐ「翼胴結合」を終えたと発表した。2015年春の試験機の初飛行に向けて一歩進んだ格好だ。
MRJは、採算が取れず1973年に製造中止に追い込まれたYS-11以来の国産旅客機。全長は約35メートルで、70〜90人の乗客を乗せることができる。当初の計画では2011年初飛行、全日空などに納入されるのは2013年となるはずだったが、開発延期が相次いだ。現在、初号機納入は2017年になる見込みだ。
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