石原伸晃環境相、「最後は金目」発言で福島の町長らに「おわび」

石原伸晃環境相は6月23日、東京電力福島第一原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設をめぐり、「最後は金目でしょ」とした自身の発言について、建設候補地の福島県大熊町と双葉町の両町長や福島県の佐藤雄平知事にそれぞれ謝罪するため、福島県を訪問した
時事通信社

石原伸晃環境相は6月23日、東京電力福島第1原発事故で出た汚染土の中間貯蔵施設建設をめぐる「最後は金目でしょ」との自身の発言について、建設候補地の福島県大熊町と双葉町の両町長や福島県の佐藤雄平知事にそれぞれ謝罪するため、福島県を訪問した。朝日新聞デジタルなどが報じた。

この日午前には、同県会津若松市にある大熊町の仮役場を訪ねた。渡辺利綱町長に「発言について深くおわびを申し上げたい。大変ご迷惑をおかけしました」と、同行した井上信治副大臣や浮島智子政務官とともに頭を下げた。渡辺町長は「町民が不快な思いをしたのは事実だが、直接謝罪をしていただいて大きなけじめとして深く受け止めている」と話した。

(朝日新聞デジタル『石原環境相、福島で「深くおわび」 金目発言、町長らに』より 2014/06/23 11:09)

石原氏に対して、町民からは「金目」という叫び声や、「どの面下げてやって来たんだ」などの罵声が浴びせられたという。

石原氏が16日に問題の発言をしたのを受け、佐藤知事は同日、「住民の古里への思いを踏みにじる発言。原発災害の厳しい状況を分かっているのか。信じられない」と述べるなど、批判が高まっていた。石原氏は17日の記者会見で陳謝した後、19日に問題の発言を撤回した。野党8党は19日、石原氏への問責決議案を参院へ提出し、20日には野党7党が不信任決議案を衆院に提出したが、いずれも与党の反対多数で否決されていた

石原氏が中間貯蔵施設の建設を巡り地元首長と面会するのは、5月27日に用地補償方針などを示して建設受け入れを要請して以来だという。

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