カルロス・ゴーン日産社長の報酬は約10億円 「決して高い額ではない」

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、2013年度の自らの役員報酬が9億9500万円だった。
時事通信社

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は6月24日の株主総会で、2013年度の自らの役員報酬が、9億9500万円だったと述べた。10億円の大台は超えなかったが、国内の上場企業では過去3番目に多い数字だ。NHKニュースなどが報じた。

(ゴーン社長は)昨年度のみずからの役員報酬が、前の年度より700万円増えて9億9500万円となったことを明らかにしました。民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと、この役員報酬は国内の上場企業では過去3番目に多く、ことし3月期決算の企業の役員報酬では、最も多い額となります。(中略)

役員報酬についてゴーン社長は「ほかの日本企業と比べると高いが、欧米のライバルの自動車メーカーの社長と比べれば決して高い額ではない」と述べました。

(NHKニュース「日産 ゴーン社長の報酬は約10億円」より 2014/06/24 11:28)

ゴーン社長は株式総会で自らの報酬について、「アメリカのフォード・モーター社長や、ドイツのフォルクスワーゲンなどに比べると低い」と指摘。日産という会社が日本に拠点を置く「グローバルな会社だ」とした上で、報酬は人材を引き付ける武器であるとの考えを示した

なお、東京商工サーチが23日に発表した調査結果によると、2013年1月期決算から3月期決算の企業の役員報酬で最も多かったのは、ゲーム大手・セガサミーホールディングスの里見治取締役で6億3500万円、次いで調剤薬局を展開するアイセイ薬局の岡村幸彦代表取締役の3億8400万円が続いた。

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