埋もれた宝というのは、必ずしも土の中にあるのではない。83歳の写真家ケン・ヘイマン氏が発見したのは、忘れられていた収納箱の中から出てきた宝物だ。
ウェブサイトMidiumによると、ヘイマン氏の元エージェント、ウッドフィン・キャンプ氏が閉鎖予定の倉庫に眠っている自分の荷物を回収してほしいと連絡してきた。そこでヘイマン氏は、「母たち」と書かれた箱を発見した。中には、女性と子供たちを撮影した美しい写真の数々が収められていた。
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かつてヘイマン氏は、ピューリッツァー賞候補に挙がった「Family」という本の写真撮影を手がけた。ヘイマン氏の元教授で、のちに親しい友人となった人類学者のマーガレット・ミード氏と共同で出版した本である。ヘイマン氏のウェブサイトによると、ミード氏はヘイマン氏をバリへ招待し、そこで写真を撮り始めた。それ以来、60カ国を渡り歩いてきたという。
これらの写真が出版されたのはおよそ50年前だが、写真の中の母親たちは現代の母親同様、忙しく働き、笑い、複数の仕事を同時にこなし、子供たちを抱き、愛情を注いでいる。
大切に残していきたいコレクションだ。
[English Translated by Gengo]
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