米連邦地方裁判所のトーマス・グリーサ判事は21日、アルゼンチンのフェルナンデス大統領がデフォルト(債務不履行)債を自国法に準拠する新国債に交換するよう債権者に促す法案を提案したことを受けて、米東部時間同日午後3時(日本時間22日午前4時)に公聴会を設定した。
過去の債務再編に応じなかった主要ホールドアウト債権者のNMLキャピタルは前日、ホールドアウトへの支払い優先を命じた米裁判所の判決回避を狙ったアルゼンチンの国債交換提案は、法廷侮辱罪に当たると主張。グリーサ判事に書簡を送り、緊急の公聴会の開催を求めていた。
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