陶器メーカー大手のノリタケが8月22日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する「マ・クベの壺」とザビ家御用達の食器をイメージした「ザビ家のティーカップ」を開発したと発表した。バンダイとコラボレーションによるもので、バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約を受け付ける。
マ・クベの壺は、ガンダムのなかでは、ジオン公国のマ・クベ大佐が愛蔵する北宋期の白磁の壺として登場。マ・クベ大佐による「あれはいいものだ」という名台詞でガンダムファンの心に強烈に残るアイテムの一つとなった。1969年に中国の河北省定県で出土した「白磁蓮弁文龍首浄瓶」(現在:河北省条件博物館蔵)という仏具がモデルだ。
今回発売される壺は、このマ・クベの壺のデザインをそのままに、艶やかなボーンチャイナで再現。高さ30cmと大きく、存在感あるインテリアアイテムになっており、蓋の取り外しも可能。価格は4万1040円(税込)。
また、「マ・クベの壺」と同時に、ノリタケは「もしザビ家御用達のティーカップがあったら?」という想定のもと、ジオン公国の中枢を担う一族・ザビ家御用達の食器をイメージした「ザビ家のティーカップ」も開発。ジオン公国の総帥、ギレン・ザビをイメージしたブラックのセットと、ギレンの弟のガルマ・ザビをイメージしたグリーンのセットの二種類のカラーを用意した。カップの内側にキャラクターの名前、ソーサーの表面にはジオン紋章が入るなどプレミアム感満だ。
これらの商品にファンからは「欲しい」の声が続出。しかし、4万円という価格から、予約をためらう声も出ている。
しかし、ガンダムの人気からかプレミアムバンダイの公式サイトは一時つながらない事態も。8月22日午後7時30分現在、「マ・クベの壺」「ザビ家のティーカップ」共に「在庫がありません」と表示されている。
なお、マ・クベの壺は、秋葉原などにある「ガンダムカフェ」でも「楊枝入れ」が販売されている。こちらは1143円と、お手頃だ。
【UPDATE】1日で第一次受付分が完売していた「マ・クベの壺」は8月26日13時から予約受付を再開する。
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