1970年3月に民間航空機「よど号」をハイジャックして北朝鮮に亡命した元赤軍派学生の「よど号事件」メンバーとその妻6人が、Twitterでの発信を始める。10月3日夜にメンバーの住む北朝鮮の首都・平壌からメッセージが送信される。
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9月19日に「何でもアリ!?よど号のyobo-yodo」という名でアカウントが開設され、日本の支援者が試験的にツイートしている。
プロフィールには以下のように書かれている。
「我々は明日のジョーである!」と北朝鮮に渡って40数年、体もyobo yobo、拉致容疑でyobo yobo、でもyodoはyodo! 何でも聞いて&言ってください、何でも受け入れ&答えます。拉致疑惑と帰国、朝鮮での生活あれこれ、日本のこと、何でもありでいきます。
よど号メンバーの若林盛亮(70)、小西隆裕(67)の両容疑者=国外移送目的略取などの容疑で国際手配=ら6人は、平壌郊外の「日本人村」と呼ばれる一角で集団生活をしている。インターネット回線があり、電子メールの送受信はできるがホームページなどは閲覧できない環境のため、日本の支援メンバー数人が「よど号」メンバーからのメッセージをメールで受信し、代理でツイートする。メンションやダイレクトメッセージも、支援者が日本からメールでやりとりするという。
メンバーと交流がある書籍編集者の椎野礼仁(れいにん)さん(65)によると、10月3日に東京・阿佐ケ谷で開かれるイベントに合わせて、6人の自己紹介などをツイートする。「まだ手探り状態だが、彼らが望んでいる帰国の件や、平壌での食事や生活のことなど、人間性が分かるような内容にしようと話し合っている」という。
【UPDATE】2014/10/04
10月3日夜、6人がツイートを始めた。
一部のメンションには、6人が一斉に答えている。
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