ワシントン・ポスト紙で、ウォーターゲート事件のスクープ当時に編集主幹を務めたベン・ブラッドリー氏が10月21日、ワシントンの自宅で死去した。93歳だった。同紙の電子版が「伝説の記者が死去」と報じた。
26年間、ワシントン・ポストのニュース編集室を主宰し、世界有数の新聞へと変貌させたベンジャミンC.ブラッドリーは、ワシントンの自宅で10月21日に自然死した。
(ワシントン・ポスト「ベン·ブラッドリー、伝説の編集主幹が93歳で死去」 2014/10/21 19:43)
ウォーターゲート事件は1972年、ニクソン大統領の再選支持派が、ワシントンのウォーターゲートビルにある民主党全国委員会本部に盗聴器を仕掛けるため侵入、逮捕されたことに端を発する。ホワイトハウスは関与を否定したが、ワシントン・ポストが調査報道で追及。もみ消し工作も明らかになり、ニクソン大統領は1974年に辞任した。
47NEWSでは、ベン・ブラッドリーのプロフィールについて以下のように書いている。
1921年、東部ボストン生まれ。ニューズウィーク誌を経て1965年にワシントン・ポストの編集局長に就任。1968年に編集主幹となってからさらに23年間同紙を率い、影響力が小さい一地方紙にすぎなかったワシントン・ポストを米国の最有力紙の一つに育て上げた。
(米紙ベン・ブラッドリー氏が死去 ワシントン・ポスト元主幹 - 47NEWS(よんななニュース) 2014/10/22 10:12)
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