野球の日本代表「侍ジャパン」とアメリカ大リーグ(MLB)オールスターチームが対戦する日米野球の第3戦が11月15日、東京ドームで行われ、小久保裕紀監督率いる日本はノーヒットノーランを達成、4―0と完勝した。この日の勝利で、日本は3連勝。日米野球では24年ぶりとなる勝ち越しを決めた。
打線では2回、1アウト2塁から巨人の坂本勇人が、ロイヤルズのガスリーの初球をレフトスタンドに運んで先制。さらに3回には、日本ハムの中田翔がリードを広げる2ランを放った。
また、援護を受けた投手陣も好投。先発を務めた楽天の則本昴大は、5回無安打無失点、6奪三振のパーフェクトなピッチングでメジャー打線を沈黙させた。サンケイスポーツによると、則本は登板後、「人生最高のピッチング」と語ったという。
則本は「でき過ぎです。人生最高のピッチングができました。真っすぐでも空振りが取れたし、変化球も思い通りに投げることができた」と充実の表情で投球を振り返った。MLB打線を無安打に抑え「楽しかったという思いしかない。自分の球がどれくらいできるか分かった」と自信を深めていた。
(則本、メジャー軍団ねじ伏せ5回完全「人生最高のピッチングができた」 - 野球 - SANSPO.COMより 2014/11/15 19:59)
その後、日本は西勇輝(オリックス)、牧田和久(西武)、西野勇士(ロッテ)とつなぎ、メジャーリーグ相手にノーヒットノーランという偉業を達成。抑えの西野は試合後、「吐きそうでした。(9回に好守備を披露した)菊池(涼介・広島)さんには助けられました。とにかくホッとした。まだ3戦しか終わっていないが、すごいことだと思う。最高です」と話した。
なお、日米野球の今後のスケジュールは次の通り。
- 第4戦 11月16日(日):東京ドーム
- 第5戦 11月18日(火):札幌ドーム
- エキシビジョンゲーム 11月20日(木):沖縄セルラースタジアム那覇
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