2016年のアメリカ大統領選に向け、民主党のヒラリー・クリントン元国務長官と対抗馬との支持率の差が縮んでいることが最新の世論調査で明らかになった。
ABCニュースとワシントン・ポストの調査によると、民主党の投票予定者のうち、クリントン氏に投票すると答えた人は61%だった。これは11月の63%、1月の73%とくらべてもダウンしている。この最新の調査は12月はじめに実施され、21日に発表された。
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ジョー・バイデン副大統領は14%で、大差をつけられて2位となった。
元ハーバード大学教授で、消費者保護の政策を推進し、消費者金融保護局(CFPB)の設立に貢献したエリザベス・ウォーレン上院議員は3位につけ、13%だった。11月の同じ調査では11%、1月の段階ではわずか9%だった。ウォーレン氏は大統領選への立候補について繰り返し否定している。
エリザベス・ウォーレン上院議員
一方共和党は、2012年の大統領候補だったミット・ロムニー氏が共和党の投票予定者のなかでトップだった。複数の調査によると、2016年の共和党候補としてわずかの差でロムニー氏がフロリダ州のジェブ・ブッシュ知事をリードしている。ブッシュ知事は16日、大統領選への立候補を検討していると述べた。他には、ランド・ポール上院議員やニュージャージー州のクリス・クリスティ―知事らの名前が上がっている。
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調査の全結果はこちら。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
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