『ザ・インタビュー』で、YouTubeが新たな分野に挑戦? 北朝鮮題材の映画

米グーグル
Sony Pictures Entertainment

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同映画を製作したソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)はサイバー攻撃を受け、映画公開を見送っていたが方針を転換。24日からユーチューブなどを通して同作品をネット配信すると明らかにした。

調査会社フォレスター・リサーチのアナリスト、ジェイムズ・マキヴェイ氏は「一般に無料のコンテンツ向けと考えられているユーチューブにとって、プロフェッショナルな有料コンテンツも公開できると世界に示す大きなチャンスだ」と指摘した。

ユーチューブはここ数年、自作動画の投稿サイトとしての自社のイメージを刷新し、よりプロフェッショナルなコンテンツに軸足を移そうとしている。

今回の映画配信でグーグルにとってリスクとなるのは、ユーチューブがソニーを狙ったハッカーらの標的となる可能性だが、セキュリティー分野のアナリストらは、グーグルがサイバー攻撃に対する強固な防衛力を備えていると指摘する。

「ザ・インタビュー」はユーチューブのほか、グーグルのコンテンツ配信サービス「グーグルプレイ」、米マイクロソフト

ただ今のところ、ビデオ・オン・デマンド方式で同映画を配信することに合意したケーブルテレビ、もしくは衛星テレビ会社はない。

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