ネパール大地震でSNSを使った復興プロジェクト「写真や動画が災害時に機能するかどうかの試み」

2度にわたる地震に襲われ数千人もが犠牲になっているネパールで、ソーシャルメディア「ネパールフォトプロジェクト」が重要情報を発信する手段として活用されている。

4月25日の地震の後、5月12日に再びマグニチュード7.3の地震に襲われ数千人もが犠牲になっているネパールで、重要情報を発信する手段としてソーシャルメディアが活用されている

ネパールやインドの写真家たちによって立ち上げられた「ネパールフォトプロジェクト」だ。自然の脅威だけでなく、希望の一瞬など災害の様々な場面を捉えInstagramFacebookに投稿している。ユーザーも、#NepalPhotoProjectというハッシュタグを付けて画像を提供することができる。

またネパールフォトプロジェクトは情報発信もしており、一番支援が必要地域や、募金活動を行っているウェブサイト、行方不明者の顔写真などの重要な情報を知ることができる。現時点で彼らのInstagramのフォロワーは3万5000人を超える

救援物資を求めて行列をつくる人たち。カトマンズのTundikhelで撮影。


人々は余震を恐れて屋外で生活している。毛布やマットレスなどを持ってテントへ向かう男性。


カトマンズのNew Baneshworにあるエベレスト病院で、治療を行う医師。


Team headed out to Gongabu. Photo by @ntgk #nepalphotoproject #nepalearthquake #nepal #rescue

A photo posted by NepalPhotoProject (@nepalphotoproject) on

Gongabuに向かうバイクチーム。


ネパールフォトプロジェクトの設立に協力した作家のタラ・ベディ氏は、「Time.com」の記事で次のように述べている。「何を投稿するかを決める基準は『投稿する目的もしくは意味があるかどうか』。とてもシンプルです」

また、ベディ氏と共にプロジェクト設立に協力した写真家のサミット・ダヤル氏は「人々は、画像を通してニュースや情報を知るようになってきています。ネパールフォトプロジェクトは、センセーショナルな記事ではなく、写真や動画がこういった災害時などに機能するかどうかを確認するための試みなのです」と同じTime.comの記事で述べている。

病院の壁に貼られた、行方不明者たちの顔写真。


イスラエルで2001年に設立された医師のグループ「ドリーム・ドクターズ」は、風船を使ったりコメディ劇をしたりして子供たちを勇気づけている。


関心のある人は、誰でも手を貸してほしい。


カトマンズ中心地にあるラトナ公園で、水やカップヌードルを求めて行列を作る女性たち。


New York Times紙によると、ネパールの政府危機管理センターは、5月12日の地震で42人が死亡し、1117人が負傷したと発表している。なお、4月25日に起きた大地震による死亡者数は5月12日の時点で8159人だったが、その数は今後も増加していくと予想されている。

下記の金額は、クラウドファンディング・サイト「Crowdrise」の「ネパール震災支援」ページに集まった募金の合計額だ。クリックすると、支援したい団体を選んで募金することができる。

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