“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹さん(68)が9月27日、公式ブログを更新し、秋の季節にはリーダー的存在の子供が、いじめのターゲットになりやすい事を紹介した。
尾木さんは「秋のいじめ自殺は見えにくくリーダーが狙われる…」と題するブログを公開。10、11月は文化祭や合唱、運動会などの行事が多く、「クラスの矛盾、蓄積されたままですと、不満のはけ口は小先生の役割果たすリーダーに向けられます」と指摘し、いじめの第2ピーク期を迎える傾向があるとして、「要注意!」と呼びかけた。
リーダー的な子供が、いじめのターゲットになることについて、「(大人も)まさかって気が抜けていますからとても危険」などと警戒を促した。
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なお、政府広報オンラインによると、文学博士の森田洋司氏は11月の“いじめサイン”について「行事が終わって勉強のつまずきや進学の不安やあせり、そして自信を失うことなどが、いじめる側・いじめられる側に関係なく、いじめに関わる子どもの心理の背景になっていることもあります。それだけにいじめ発見が難しいケースもふくまれます」と述べている。
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