新米ママが、1枚の感動的な写真をシェアした。それは不妊治療に使われた、何百もの体外受精用の注射器に囲まれた娘の写真だ。
アンジェラさんは、体外受精を経験している他の人たちに「くじけないで」とメッセージを送りたかったのだ。
彼女は1年半以上に渡って、数回の体外受精を経験した。主治医によると、写真に写っている注射器は、彼女が使用したものの一部にすぎないという。
不妊治療クリニックのネットワーク「Sher Institutes」は、写真をシェアする際、こうコメントした。
「なんて素晴らしい写真なんでしょう。セントルイスの病院に勤務するダイヤル医師の患者であり、本当の愛を教えてくれた、この可愛らしい女の子を誕生させたアンジェラに感謝します」
アンジェラさんは、ABCニュースの取材に対して「注射針は、まだ楽なほうでした。本当につらかったのは感情面での苦しみ、気分の浮き沈みでした」と語った。
10月5日に投稿されたこの写真は、5800件以上シェアされ、多くの親たちにも自分たちの不妊治療の経験をシェアするよう呼びかけている。
ある母親は、自分の双子の写真を投稿した。「10年間の不妊治療。5人の医者、5つのクリニック、16回の失敗に終わった体外受精、2度の養子縁組の失敗。本当に神から多くの祝福を受けました」
別の母親はこうコメントした。「すべての注射には、それだけの価値がありました。2月に出産予定です」
「Sher Institutes」の広報責任者リサ・スタークは、ABCニュースに対して語った。「不妊治療関係者の間で、1枚の写真がこんなに評判になるのは初めてのことです」
女性が体外受精に臨む場合、一度の月経サイクル中に排卵のためのホルモン注射を、何度も打たなければならない。また早すぎる排卵を防ぐための注射を打つ女性もいる。卵子の準備が整ったところで、別の注射で排卵を起こすこともある。
この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。
【関連記事】
未熟児650グラムの赤ちゃんは、こうやって1歳になった(動画)
ケイト・ウィンスレットとスカーレット・ヨハンソンが「すっぴん」を公開した理由(画像)
死産した母親からすべての親へ。「お願い」があります
ハフポスト日本版ライフスタイルはTwitterでも情報発信しています。@HPJPLifestyle をフォロー